顧客に契約内容を説明しないなど保険業法違反に当たる営業行為や内規違反の不適正な営業が全国で繰り返されていることをめぐっては「現実離れした重い営業ノルマが背景にある」と指摘されている。日本郵政の長門正貢社長は不適切な営業を認めて陳謝した6月下旬の記者会見で、ノルマ廃止も含めた再発防止策を検討することにも言及した。