中丿沢こけしを新たな系統として認めようとする
機運が高まっている中、中丿沢こけし工人らは系統独立を目指し、
8月20日から猪苗代町図書歴史情報館で展示会を開催しています。
28日にこけし研究の第一線で活躍する高橋五郎先生を迎えた講演会を開きました。ご講演いただいた内容も大変興味深く、また最後に中丿沢
こけし工人と関係者の皆さんでの記念写真はこけしの世界の
歴史の1ページとして残すことが出来たと感じました。
高橋五郎先生の講演風景です。
会場は町文化財である旧山内家住宅。
趣のある住宅内50名程の聴講者が
熱心に耳を傾けました。
講演終了後にこけし展会場で晴れの記念写真。
高橋五郎先生を囲み、中丿沢こけし工人
郡山こけしと語ろう会、福島こけし談話会、
の有志の皆様、西田こけし記念館学芸員
の相原さん、遠くは天理大学附属天理参考館
学芸員の旗鎌真里さんもご参列いただきました。
尚、天理参考館では10月8日から第78回企画展
「東北地方の玩具たち」が開催されるそうです。
こけし産地としての土湯温泉を紹介する写真を
展示していただける事になりました。
TV取材を受ける柿崎工人。
荒川洋一工人と郡山こけしと語ろう会
の遠藤 和 さん
郡山のベテラン愛好家、伊藤さんご夫妻。
「オレも、もう80になったがらよ〜」
とおっしゃってましたので「じゃーこれから益々ですね」
とお伝えしました。
三尺のたこぼうず! お見事。
現役中丿沢こけし工人の作品も
全て展示されています。
尚、こけし展は29日をもちまして閉会いたしました。
下記URLは福島民報新聞に掲載された記事になります。
http://www.minpo.jp/news/detail/2016081233655