ビンテージの誘い(イザナイ)佐藤佐志馬、昭和20年代と30年前半のいじこ。 明治40年生まれの佐志馬は父の嘉吉より木地挽きを 習得し土湯の第一人者として工人組合長を歴任された事 も有りました。父嘉吉は明治中期、22才の時に箱根の木地師伊沢為次郎 より土湯の数名の木地師と共に足踏み轆轤の技法を習得したと なっています。 いじこの方は黒の二本帯や目の印象など晩年まで 引き継がれたイメージです。 20年代のこけしの方は晩年のこけしとは全く違う雰囲気 です。