数日前から始まっていた補習授業のため、登校していた。
だけど、朝は、何回も声をかけてやっとのことで起き出し、何をするにもため息をつきながら、動作も鈍い。
やっとのことで用意して、遅刻になるギリギリに出発する日々が続いていた。
ある夕方、担任の先生から電話がかかってきた。『息子さん、昨日、今日と学校休んでますが、どうされましたか?』と、、、
『え?どういうこと?制服着て登校してたのに、、、午後から部活だからとお弁当まで持って行ったのに、、、』
気持ちを落ち着けて息子に聞いた。
『どうしたの?』と、、、
そうしたら一言『学校行けんかった、図書館におった』と、、、
いろいろ聞きたかった。
行きたくなかった?行けなかった?原因は?いじめ?部活が嫌になった?
でも、聞けなかった。
息子は『ごめんなさい』と泣いていたから。
『そんな時もあるわ。ゆっくり休もう』としか言えなかった。
1年生が終わって、ほっとして、気がぬけたんだ。補習だもん、また、新学期になれば、、、いいようにしか考えたくなかった。
まさか、この後、学校に行けなくなるなんて思ってはなかった。
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