出雲大社へ向かう参道を歩いた。
松の並木が続いて、その下に玉砂利が敷かれている。 一歩ずつ踏みしめるたびに、ジャリジャリという音がした。 その音と、冷えた空気と、静かな境内の空気感が、まるごと特別な場所にいることを知らせてくれる感じがした。
出雲大社はとにかく大きい。 境内を回るだけで、かなりの距離を歩くことになる。 御本殿の屋根の高さを見上げると、どこか別の時代に迷い込んだような気持ちになった。
大きなしめ縄は「神楽殿」に飾られていて、近くで見ると人の背丈を超えるほどの太さだった。 ここが一番人が集まっていたかもしれない。 みんな写真を撮っていて、しばらく人の流れを見ていた。
参道の途中で「出雲そば」を食べた。 割子そばというスタイルは、小さなお皿に少しずつ盛って、だしをかけて食べるもので。 一口ごとに濃いめのつゆがなじんで、後を引く味だった。 気づいたら三段ぺろりと食べていた。
帰りのバスで、窓の外を流れる宍道湖の水面を眺めていた。 夕方の湖は光の角度で色が変わって、なんとも言えない達成感があった。
旅から帰ってしばらくして、ふらり気分で倉庫を整理していたら昔のバイクが出てきた。 もらい手があれば手放してもいいし、買い取ってもらってもいいかと思って、バイク買取のネット査定を探してみた。 申し込みの手続きが思いのほか簡単で、まず試してみるハードルは低かった。