ラジコンは、左手でアクセル、右手でステアリングを操作するのが一般的です。

ホイラープロポの場合、左手はプロポを握っているので、アクセル操作は指先でする方がほとんどだと思います。

それに対し、ステアリングは意外と人によって個性があり、手の大きい人小さい人、大きめのステアイングホイールを好む人、小さめを好む人。

指先で操作する人、手首を回して操作する人。

いろいろです。

おそらく、ほとんどの方が無意識に自分の操作方法でコントロールしているので、自分の手元を確認したことのある人は少ないと思いますが、是非一度スマホなどを使って、自分の手元を確認してみてください。

ビックリするほど、細かい操作をしていることが分かると思います。

で、ステアリング操作ですが、僕の場合は、ステアリングを軽く握って、指先でコントロールをするスタイルです。

手首を固定して、指の力でコントロールするため、ステアリングのバネはかなり柔らかくしています。

最近のミニッツのプロポセッティングでは、ステアリングのバネはやや強めにして、しっかりニュートラルに戻るようにしないと、まっすぐ走らないと言われていますが、僕の場合はスプリングのテンションに力負けしてしまう為、比較的柔らかめを好みます。

そんな僕ですが、１０PXに変更してから、8分間のレース途中で、指が疲れてしまって、コントロールに支障がある事が増えました。

この件に関しては、ステアリングホイールが大きすぎたことと、スプリングのテンションの調整をしていないことが原因だったのですが、それ以外にも普通に、手首の痛みや手の甲の痛みを日常的に感じていました。

一度気になりだすと、走行中に集中できないことがあるため、中京大会前に、何とかしようと考えました。

そして装着したのがこちら！

手首用サポーターです。

こんな、指の部分を切り取っただけの手袋みたいなものが、効果あるとは考えにくいとは思ったのですが、使ってみると意外と効果を感じました。

さらには、手袋の様なものをつけたまま、プロポの操作をするのは、違和感があるかと思ったのですが、意外と薄手なのと、指の出ている部分が適切なのか、ほぼ違和感を感じずにコントロールできました。

特に、ステアリングの方は、手首ががっちり固定さて、操作が安定したように思います。

手首を固定すると、操作が向上するのであればと、ボーリング用のプロテクターをつけたら、もっと効果が期待できるのではないかと思いましたが、ボ－リングに詳しいズッキーさんに聞いたところ、現在ボーリングのプロテクターは、プロの世界では禁止となっているそうです。

もちろん、アマチュアが使う分には問題ないそうなんですが。

さらには、非常に重いとの事で、プロポ操作のサポートには不向きであるとのことでした。

という感じで、プロポはラジコンにおいて唯一直接操作するものになりますので、フィッティングを向上させることにより、より細かな操作ができるようになるかもしれないですね！

ステアリングのスポンジを交換するだけでもかなり変わりますので、是非いろいろ試してみてください。

11/25のミニッツ初心者講習会では、プロポのフィッティングについてのご相談にもできる範囲で乗りたいと思います。

指先の繊細な感覚