ミニッツをサーキットで走らせる人は、ミニッツカップなどのレースに参加する人ばかりではなく、自分の好きなボディを気持ちよく走らせたいという人が多くいます。

そういった方もいる半面、レースに参加している人やレースには参加しないけど、公式のレギュでとりあえず走りたい人など、いろいろな方がいます。

そこで今回は、レースに出る出ないは関係なく、ミニッツの公式レース、ミニッツカップの【ナローツーリングクラス】と【GP6】クラスの人気ボディをご紹介します。

ナローツーリングくクラスとGP６クラスは、ナロー系のシャーシをベースに、ナロー系のボディを使用するクラスになります。

公認ボディがある程度決まっています。

マツダロードスターのようなホイールベースMのボディも公認されていますが、性能的に有利と言われているMM2モーターマウントが、ホイールベースMでは使えないため、必然的にホイールベースLのボディが好まれます。

ちょっと前までは、R33GTRがとにかく人気で、ほぼワンメイクの状態になっていました。

そしてこの後に、満を持してGRスープラが発売されました。

R33GTRに比べ一回り大きい感じのマシンなのですが、ナローツーリングクラスはレギュレーションで70mmという車幅の制限があり、ボディがいくら大きくなろうとも、トレッドを広げることができないため、当初は人気がありませんでした。

ところが、だんだんセッティングがすすみ、リヤタイヤをR33GTRでは、ワイドホイールの-1.0mmオフセットを使っているのに対し、GRスープラではオフセット０ｍｍのワイドホイールが使えるという事で、一気に需要が高まりました。

スーパーラジコン秋葉原店でも、トメちゃんやかねやんさんといった、トップドライバーが、

『もう、ＧＲスープラ1択です。』

『フロントはともかく、リヤのオフセットが広げられるのは大きい』

と、ＧＲスープラ一色になりつつありました。

ところが、それはナローツーリングクラスのお話。

見た目はほぼ変わらないながら、オプションパーツが規制されたり、ジャイロユニットが使えない、ＧＰ６クラスではＲ３３ＧＴＲの人気がいまだに高いのです。

普通に考えると、ナローツーリングクラスと違い、車幅に制限のないＰＧ６クラスこそ、ＧＲスープラが真価を発揮しそうなのですが、なぜかGP6クラスにはいまだに、R33GTRが人気となっています。

そしてその波は、ナローツーリングにも影響を及ぼしていて、一時はGRスープラ一色になりかけていたナローツーリングクラスも、トップドライバーがR33GTRに戻り始めています。

先日、よしみサーキットで開催された地元チャレンジでも、決勝Aメインの上位が使っていたボディは、

優勝　R33GTR　　いわたさん

2位　GRスープラ　トメちゃん

3位　R33GTR　　　もちょりさん

4位　R33GTR　　　田宮さん

という感じで、R33GTRが人気でした。

そして、R33GTRには、ノーマルの【Vスペック】とエアロ仕様の【ニスモ】の2種類があります。

日産スカイライン GT-R R33 Vスペック

※ミニッツカップ20周年記念モデルのR33の京商フェアでの先行販売では、お一人様1点限りになったようですね。

日産スカイライン GT-Rニスモ (R33)

エアロのありなしが、おおきな違いですが、この2種のR33ですが、意外と走行フィーリングが違います。

僕の周りでは、エアロ無しのVスペックの方が人気が高いように思います。

参考までに

そしてGRスープラも、エアロバージョンが発売されます。

Toyota GR スープラ TRD エアロ

エアロが付いたことによる走行特性の違いも気になりますが、どちらのASCも、黒い路面のウレタン路面では、とても視認性が良さそうなので、走行用ボディとしても人気が出そうです。

エアロの効果に関しては、走ってみないとわかりません。

という感じです。

ここに、ガレージヒロのエアロ付きのボディも加わってきますが、エアロ付きボディに関しては、好みが分かれると思います。

同じように見えても、ボディによってフィーリングが結構変わりますので、是非いろいろと試してみてください！

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