大道、天に通ず
すべての道は天に通ず


娘が小さいときに、
自宅から少し離れた場所に一人で自転車で出かけていき、帰る途中に、

家まで無事にたどり着けるかとても心配になって
何度も振り返りながら来た道と違ってないか確認しながら帰った

と言っていました。

そのとき、僕は、なんとなく思い出した言葉、

「すべての道はつながっている」
「大道天に通ず、すべての道は天に通ず」

と教えてあげました。

 ちょっとくらい道間違えても見覚えのある場所につくよ
 間違えたと思ったらもとの道に戻ってこればいいよ
 最悪反対方向に行っても地球は丸いから戻ってこれるよ(←子供だまし)

なんて適当に付け加えてました。

当時は、ふうーん って聞いてた娘でしたが、後日改めて、

 あのときの言葉でなんか楽になった、不安が減った
 何が起きても大丈夫だー って思えるようになった

なんてことを大げさに言っておりました。


どこかで、誰かに、聞いた言葉。
自分では、とくに深く咀嚼できているわけでもない言葉。
脳に記憶され、なんとなく思い出した言葉。


そんな何気ない一言が予想外な影響を与えていた というお話でした。



 大道、天に通ず
 すべての道は天に通ず


誰かが目にしたときに、何かしら、ものを考えるきっかけになればよいなぁと思います。



読んでくださり、ありがとうございました。