傷ついてボロボロだった、私を彼は救ってくれた。
愛情表現はとても不器用な人だったけど、何だかそれがとても可愛くて愛おしかった。
彼は閉ざした私の心の中にグングン入ってきて、最初はとても戸惑ったけどいつしかそれが心地よくなった。
ほとんど私とは正反対で、すごく自由な人だった。
最初はそれでよかったのに、付き合ってもっと好きになると、いつしか私の思っている通りの彼にしようとしてた。
でも、そんな理想の彼だったなら、私はきっと好きになっていなかった。
私はいつも彼に変化を求め、彼はいつも私に変化を求めなかった。
何も変わらなくていい、そのままがいいから。どんな時もそう言ってくれたね。
きっと彼の愛情の方が正しいのだ。
彼自身を愛せない私は、そばにいる資格なんてないのだ。
それでもそばにいたくて、彼をきっと苦しめた。
そして私も苦しかった。
お互いを削り取る恋愛はやめよう。
あなたは何も変わらなくていい。
そのままでいいんだよ。
全部愛してあげられなくてごめんなさい。
でも本当に大好きだった。
あなたを尊重したいから、あなたがあなたでいる為に、さようならを・・・。
