ぼくが、またファッション写真という分野で

メイクをしようと四苦八苦していた頃、

 
 
フォトグラファーたちは、
デジタルの一眼レフではなかった。
フィルムを使っての撮影をしていた。
 
 
カラー写真でさえも、
フィルターで色の原則を使い、
また細かなテクニックを考え、
何時間もかけて、
100回を超えるだろうくらい何べんも現像し、
作品を作り出したりしていたフォトグラファーもいた。
 
 
付き合いがあった数人のフォトグラファーたちは、
それぞれメジャーな仕事場で活躍していった。
 
 
そうしたプロフェッショナルな人間たちの
一途な写真への思いを肌で感じるくらい
近い位置で撮影を共にしたりする事で、
ぼくは写真から距離を取るという考えを導くことになっていった。
 
 
それは、フォトグラファーへのある種のリスペクトであり、
また半端な意識で触ってはいけないようにも感じてしまったからだった。
 
 
 
ぼくは、メイクをする人間だけど、
メイクアップが死ぬほど好きで
メイクアップを学んだわけではない。
女性像のイメージを作り出したくて、
メイクアップをツールとして使っているのである。
 
 
このニュアンスの違いは、
メイクが好きでヘアメイクをする人や
ヘアを作るのが好きで美容師をやる人と、
似て非なる所があると感じる。
 
 
つまり、ぼくの視点は
限りなくフォトグラファーに近い
位置にあるという事を言いたいのである。
 
 
 
ヘアメイクにしろ、
美容師にしろ、
自分が作り出したものを残すには、
残念ながら写真や動画しかない。
 
 
自分が抱くイメージを残すには、
どうしてもフォトグラファーが必要なのである。
 
 
しかし、
このフォトグラファーを見出す事が、
大変なのである。
 
 
なぜなら、
フォトグラファーには、
ティストがあるからだ。
 
 
自分が抱くイメージを
表現できる可能性を
感じるフォトグラファーを探すという事である。
 
 
 
これが、昔は今より楽だった。
 
ティストがあり、
プロフェッショナルなプロと
アマチュアしかHPを出して
アピールしていなかったからだ。
 
 
だから、
検索して有名フォトグラファーの下に
出てくるアマチュア達にアクセスして、
作品を見てテストシュートを頼みながら、
見つかるまであたっていけば良かった。
 
 
それが、ネットが普及するにつれ、
情報が多くなりすぎて、
見つけづらくなるという状況となってしまった。
 
 
 
そして、、
とうとう、ぼくは自分でカメラを弄り始めた。
 
 
人生の時間は限りがある。
 
出会いは、ある意味
運命的に引き合わせるものでもある中で、
出会えないのであるなら、
自分がやりたい表現を残すことを諦めるしかないのか?
 
 
 
出会えないのであれば、
これは、もう自分でやるしかない。
 
 
今まで、リスペクトしている
フォトグラファー達には、
心痛いが、
ぼくは写真を撮って、
表現を残す事にした。
 
 
 
 
カメラ屋さんで、
相談に乗ってもらい、
カメラを選び、手に入れてきた。
 
 
 
自分の行きたい所に行くために、
メイク、ヘア、写真の分野での人との繋がりを作りたい。
 
自分の世界をもっと拡げないと。
自分を上に押し上げないと。
 
 
 
塞いだままこの世から消えるなんてできないよね?
 
 
楽しさ大切!
高い意識も、やっぱり大切!
 
 
この宇宙の真理法則に、階層というものは必ずある。
 
ならば、少しでも拡がりのある包括的な階層へと向かっていきたい。
 

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