美容業を担う人達はたくさんいます。

皆が、基本的にお客様に満足してもらえるようにと技術を学び磨きスタイルの要望に応えようとお客様の前に立つのが普通ですね。

これは、ある意味お客様の最高なツールになるということとイコールです。

そして、ツールが100あれば、100の個性、スペックの違うツールがあるという事です。


ツール側は、そのスペックを拡張し、ブラシュアップする日常を送ります。

その上で
様々な技術を手に入れ、様々な視点からスタイルづくりに向き合うことになります。

そこで、ツールは技術者としての哲学や理念を抱くことになるはずなんです。


ここで、おそらく、単にスタイルの見栄え的に技術者が自分で満足するスタイルに溺れ上手い技術者に向かうか…、お客様が嬉しく感じるスタイルを習得した技術を使い美しいスタイルを構築しようとする技術者に向かうか…の分岐点でもあります。


その意味で、私は美容業の最終的に行くつく目的は、ルックスの良し悪しの判断を超え、人の基本的な衣食住というシンプルなシーンをお客様がどう自分で自分の為に演出し、楽しみ、自分を好きになり、モチベーション高く毎日を過ごせるかを思い、願えるお客様の好きなツールになれるかにあると考えます。