【襲来!新型コロナウイルス】東京124人の衝撃 怒るネット民! 小池都知事は「夜の街」連呼、西村大臣は「国民の努力不足」と逆ギレ
「東京が感染爆発を起こしている!?」2020年7月2日に107人の新型コロナウイルスの新規感染者を.......... ≪続きを読む≫



今回、ホストクラブ等夜の街の感染者数を除くと、実質60人程度の感染者数となる。

緊急事態宣言発令・自粛要請には、基本的に助成金の支出が前提となる為、今後「夜の街」に対する助成は「小池都政」においては見切りをつけた、ということで間違いはないのだろう。

現実として、あれだけ叩かれたパチンコ業界でクラスターが発生しなかったのに対し、夜の飲食業界でクラスターが発生しやすい原因はあまりにも明確過ぎる。

それは、長時間マスクを外し、飲食しながら至近距離で会話を行い、またお酒が入る為に、どうしても防御意識が低くなるということが原因であり、1台1台仕切りを設けてマスク着用・消毒徹底のパチンコ業界とは大違いだ。

政府や都が特に懸念を示しているのは、「夜の酒席を我慢できない人たち」と、「準アルコール依存症」の人たちに対してだろう。

ストレスの発散の仕方は、人それぞれ異なる訳で、依存性のあるアルコールの絡む夜の飲食関係が自制心をも甘くさせる為、結論として「自己管理ができていない」という表現に結び付いているのだろう。

現実として、個人事業主の多い飲食業界が営業自粛を行う余力はもはや残っていないと考えられ、まさしく「水商売」そのものと言える現在の状況だが、仮にフル回転で営業しても冷え切った現在の経済状況では売上・利益の大幅減は避けられない。

そこを自己責任・夜の飲食業全体として単純に括るのではなく、ではどうすれば営業しながらでも感染拡大を防げるのか、その細かいガイドラインを作成し、強く働きかける。そして、それを100%運用すれば感染拡大はかなりの割合で防げる旨の周知を徹底的に行えば、夜の街への外出も増加し、景気回復もある程度は速やかに進んでいくのだろうと思う。

今回のコロナウイルスの対処からも、全体のかなりの割合の人が、言われたことにしか対応できないことがわかる。要は自己判断を日常的にしてきていないので、稚拙なことでも子供のような対応を平気でしてしまうということ。要は組織に守られて生きてきたのを自己の力で生きてきたと勘違いしている人たちということ。

だから、指示がないとどうしていいかわからないから、何もかも「自粛方向」であれば問題がない、人からおかしな目で見られない的な行動となってしまう。

そうすると、はっきりしているのは、いつになっても景気は回復していかないということ。というより、かなりの経済悪化がのまま進んでいってしまうということだ。

大企業ほど企業コンプライアンスによる社会全体の足並みを考える風潮がある為に、休業したり減速経営を余儀なくされた分の大幅な減収・減益が、当然賞与支給額の大幅カットや残業代の抑制等にこれから繋がっていく為、コロナウイルスによる経済停滞の影響は長期に渡ってまだまだくものと考えなければならない。

政府への要望は、その分を補う大幅な景気刺激対策であり、今までのような間接的なものではなく、今回の特別定額給付金のような直接景気回復に直結する施策を思い切って継続断行すること。

これをできる人が総理大臣にならないと、東京五輪も中止となり更なる少子高齢化進行による社会政策も後手後手と、おそらく景気浮揚の足掛かりも掴めない最悪の状況に日本経済は迷い込むのではと、真面目に憂慮してしまう今日この頃でした。