米大統領、北朝鮮の対応注視=会談と非核化拒絶なら圧力
 【ワシントン時事】トランプ米大統領は16日、北朝鮮が米朝首脳会談の再考を警告したことについて、記..........≪続きを読む≫

 

北朝鮮の主張は、真摯に核廃絶に向け、「ひとつの国」として失礼のないように扱ってほしいという素朴な願いのように感じる。

力にものを言わせ、無理やりこじ開ける強硬なやり方ではなく、丁寧に手続を進めて最終的にお互いにできるだけメリットのある形で友好的に着地点を議論して詰めていく。それが本来、国と国との「外交」というものだし、それが北朝鮮の願いであり、けっして非常識でもなんでもないと思うのだが。

アメリカの大統領と日本の総理大臣の交渉力のなさと、力にものを言わせた強引なやり方は、正直呆れてものが言えないレベルだし、民主主義の政治とは大きくかけ離れ、程遠いものと言えるものだ。

これがラストチャンスと思われる日本人拉致問題も、粘り強く継続的に建設的な交渉をし続ける「忍耐力」と、それこそ高度な「交渉力」と「調整力」に長けた人選が不可欠な特別案件だ。

にもかかわらず、相手の気持ちなど一切考えずに超強硬姿勢を日本の総理がとり続けた結果、北は態度を硬化させ、日本とは対話をしない方向にまさしく舵を切ろうとしているのが現状であり、拉致問題の解決はもはや風前の灯と化してしまっている。

拉致被害者とその親族の年齢を考えれば、このラストチャンスに全身全霊政治生命を賭けてやってみろと言いたいところだが、ただの風見鶏で本気で取り組む姿勢など微塵もみられぬチキン野郎に今更何を言っても無駄だろう。

そもそも資質がないと何度言ってきたことだろう。誰が総理大臣になったって、日本国がすぐに沈没するというものではないが、あまりにも自分だけいい恰好をしたいばかりにスタンドプレーが過ぎるんだよね。

結局保身だけの政策進行で、懸案は何一つ解決の方向に向かっていないと思う。

少子化対策や高齢社会到来後の年金問題や福祉政策・財政問題など、今日明日のことしか手をつけないのでは、10年後・20年後の将来は真っ暗としか言えない。

まともな政治家に投票してくれよ、ほんとに。。自分の今の利権を守るための投票はできても、その代償として自分の子供の将来には目を伏せるのでは、親とは言えないだろう。