復興に関して総理に期待することは? ブログネタ:復興に関して総理に期待することは? 参加中


まず第一は、原発問題の早期収束と補償問題の円満かつ早期解決です。


これは、被災した方々の最低限の安心の為に、やはり一番最初に取り組まなければならないことです。


たとえどんなに議論に時間がかかるとしても、これは「人」として、最初にクリアすべき問題と言えます。


そして、次に住宅の問題と仕事の問題。これから普通に生きていく為の糧を、どのように得ていくかということも、早期に明るい展望を持って頂く意味でも非常に重大な懸案事項と言えます。


当面の日本の抱える問題として「産業の空洞化」の問題がありますが、海外に工場等を移設するのではなく、東北地方に積極的に企業誘致を行い大規模な雇用を創出して、併せて大規模な仮設住宅も併設するのが、現状では様々な問題を一時的に解決できる方策のひとつなのではないかと思います。


その為に、たとえば「10年間法人税なし」とか、工場や住宅設置費用の補助等を、国の方で積極的に捻出すればよいのではないか。


また、中国漁船問題の時に、中国に対して依存し過ぎていることが、様々な難題を顕在化させた訳で、リスク分散の為に中国国内から東南アジアに拠点を移そうとしている企業においても、賃金等の事業コストの問題はあるものの東北地方への移転を可能にする為に、たとえば高齢者や若年層を中心とした雇用で人件費を抑えたり、足りない分を国の方で補うなど、リスク分散と東北地方の復興の「一挙両得」の為に、国の方で経済振興費用としていろんな形で捻出することはできないものなのだろうか。


前にブログネタでもあった「消費税」の是非についても、今回東北地方に移設した企業においては、向こう10年間消費税の納付免除とかね。そうして、東北地方への移設が企業としても魅力的なものにしていけば、きっと東北地方は目覚しい復興を遂げていくのではないでしょうか。



あとは、個人的に総理に期待したいのは、強力なリーダーシップであり、陣頭指揮をとってもらいたいこと。特に重要懸案については、すべてと言っていいほど顔を出してもらいたいし、誰が見ても「総理は汗をかいてるな」とか「総理は本当に頑張ってくれてるな」と思わせてくれるような、八面六臂の大車輪の活躍を期待したいです。


そうすることが、総理の評価を変える唯一の方法でもあり、また歴史に名を残すこともできるチャンスでもある訳ですし。


「逆境」を乗り越えて、ピンチをチャンスに変えて、もう一度一心不乱に頑張ってもらえたら、一人の国民としてこんなにうれしいことはないですね。


そして、まず第一に手をつけてもらいたいところが、「情報の開示と共有」です。
都合の悪いことほど、皆で共有していかないといけない。これは民主主義の大原則であり、人としての「資質」を問われる大前提の部分です。


日本の為のみならず、世界の為に、意識の高さをもう一度見せてほしい。

そういう総理を今まで応援してきた訳ですから。

最後まで期待を持って、今の内閣を見つめていきたいと思います。