ブログネタ：復興 期間限定の消費税は賛成？反対？ 参加中私は反対派！
復興の為の財源は確かに必要だが、先々のビジョンをしっかりと考えて多くの方々の賛同を得ることも
必要不可欠であるし、また財源の前段階として、先に東京電力の補償問題に明確に決着をつけることが
ものの道理であり、「筋」というものであろう。
一番心配なのは、なし崩し的に「消費税」が引き上げられて、「復興財源期間」が過ぎてもそのまま消
費税率が引き下げられずに、そのまま他の足りない財源の為の「使途不明な」財源となるのが憂慮され
ることだ。
何しろ政治家や官僚たちは既成事実的に消費税率を上げてしまいたいのだ。そうすることによって、た
いした考えがなく、何も考えなくても不足税収が賄える訳だから。
大事なことは、今回の原発でも話題になったが、未だ意味のない「天下り機関」が堂々と存在する事実
もどう考えるのか。
東京電力のバカ社長も最近になって、ついに本音を出して「想定外の天災は免責」と言いやがったし。
こういう責任を一切取らないトップや天下りバカを闇に葬るのが先決だろう。こいつらいったい、避難
所暮らしの人たちの未来を何と考えているのか。本当に「言語道断」のツラの皮の厚い、人の皮を被っ
た悪魔どもだ。
各地の復興ビジョンも、残念ながら被災地の長の言うがままの形での復興は難しいのではないだろう
か。
これも、政治家が自分の「地盤」を維持することが優先して、実際の被災者の支援が優先されるか
どうかが甚だ疑問であるし、またこれからの少子高齢化社会を考えた時に、既に始まっている地方
の過疎化の様々な問題を棚上げして、各所バラバラに今までと同じような形の街を復元させることは到
底不可能だろう。ある意味、集約された新しい時代の機能的な街を作ることが、限られた財源の中で少
子高齢化に対応できる強いコミュニティを作ることになるのではないだろうか。
ここは気持ちは焦っても、議論をしっかりと尽くして頂きたいところと思う。
繰り返すが、消費税は増税されたら最後、引き下げられることはないと考えるべきだ。
だから、今回の被災地復興税は明確に消費税と切り離した単独の形でスタートさせるべきだ。
東京電力の補償の問題の決着、住宅の二重ローン問題の解決や地震保険や各種保険の満額支払いの促進
等、復興税を導入する前にやらなければないけない問題が山積だ。
そして、「事業仕分け」ではないが、やはり税金の無駄使いは徹底的に追及すべきだろう。
日本と同じ借金財政に悩むイギリスでも、緊縮財政によって、大量のリストラも行われている。
民間であれば、収支が大幅に赤字であったり、会社の借金が膨大でその利息で倒産しそうな会社が、従
業員に必要以上の高額な給与を払うなんてことはまず起こり得ない。
そしてそのナンセンスを「増税」でその他の国民に押し付けようなどと考える方々もいい加減排斥して
いかないと、将来本当に国が破綻してしまうことになる。
「自分達だけよければ」とか、「今だけよければ」という考えを持つ方々が、真の「敵」なんだよな。
５０年後、１００年後に自分の子供や可愛い孫が笑って暮らせる世の中を、どうか皆が同じ気持ちで、
一部の人ではなく多くの人が安心して暮らせる政治を、どうか志向していってほしいですね。
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