高校生スタッフは21時までで帰宅させ、安城駅南口でパトロールを続ける。
たむろしていた少女は全員母子家庭だった。「家にずっと帰っていない」という子も。男子は家庭の不満は特に言わないものの、少女たちに「絡みたい」という思いや大人に対しての好奇心が強い。
0時頃、暴走自転車を運転する少年も駅ロータリーに現れる。しかし、セルシオに乗ったコワモテの男性に「止まれやガキ!」と言われ、少年たちはしばらく拘束され説教を受ける。辺りは緊張感と危ない雰囲気を感じたので、荒井も自転車に乗っていた少年たちに付き添う。しばらくして巡回パトカーも来るが、その現場を素通りして行ってしまう。
30分程で話が終わる。ほっとした少年たちと少しやりとりをすると、「親に殴られた。楽しいから暴走している。今は家出している最中だよ。」と言う。
少年に名刺を渡し、「親が心配しているよ。困ったら連絡しておいで」と伝える。 図は「暴走自転車と黒セルシオ」
一部の少年らは迎えの車が来たため11時半頃帰宅。少女らはB市在住とのことで何度も帰宅を促したが、迎えも来なかったため、0時過ぎにスタッフのS・Tに送ってもらう。

