過去も全部受け止めて前だけ見る

好きな人に恋人がいること

その人と結婚するかもしれないこと

全部全部受け入れて、ニコニコ笑って

ただ好きという想いを募らせる

辛くても自分で決めたことだし

なんて、そんなこと分かっているけど

聖人じゃあるまいし、こんな最低な状況にストレスを感じないわけない。

頭では理解しているけど、心が追いつかない

どうして どうして どうして

どうして、こんなことになってるんだろう私







その日 職場の上司の無茶振りに彼と二人でぶーぶー文句言いながら作業をしていました。

お互い愚痴を言えるのは相手だけなので

『本当人使い荒いよなー』
『前から整理しておいてくれたらよかったのにねぇ』

うんざりする仕事を押し付けられても、彼と二人で作業をするのは楽しくて。

そんな些細な時間も特別に思っていたのです。

そんな中いつもの意地悪な彼がでてきて

『この仕事押し付けられたって話彼女にしてもいいと思う?』

なんて私に聞くのです。

私の反応を楽しみにニヤニヤしている彼。

いつもなら曖昧に笑って受け流せるのですが、

その時は彼の口から出る“彼女”という言葉になぜだか嫌悪感を抱いてしまって。

二人だけのこの特別な時間を邪魔されたような、そんな気持ちになっていたのでしょう。

『…言う必要、ないよ』

『…あ?何でだよ』

『だって…部外者じゃん!!』



二人だけの 特別な時間を 邪魔しないで

二人の世界に 入ってこないで

お願いだから 私から 彼を とらないで





彼は鳩が豆鉄砲喰らったような顔してマジマジと私を見てる

『…ごめん、言い過ぎました。今のナシ。忘れて』

『…いや無理だろ』

こんな嫌な私を見せたくなかったのに

黒い感情を止められなかった。

でも、それもまた受け入れるしかないのでしょう。

ずっと生涯片想いだとしても彼が好きな私

彼女に嫉妬してしまう醜い私

全部自分なんだから。








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