「確かもう少し登ると見晴らしの良いところがあるんだ。そこから東京の街が一望出来る。」

   相変わらず返事はないが一生懸命についてくる。もう半分ほど登っているのだろうか。しかし、頭の中では気がきではなかった。ニュースが駆け回った時俺はすぐに人為的に作られた物だと思った。いまの情勢ならあり得る気がした。しばらく経つとテレビから流れない情報もソーシャルメディアから流れてきた。

 ■新型コロナウイルスに「HIV (エイズウイルス)」のタンパク質が挿入されていることをインド工科大学の科学者たちが発見。

●インド工科大学の科学者たちによる新型ウイルスの解析の中で、

「新型ウイルスには 4つの他のウイルスのタンパク質が挿入している」

 挿入しているその 4種類のタンパク質すべてが「エイズウイルスのタンパク質と同じ」だということが記されている。

■インド工科大学の論文より

新型コロナウイルスのタンパク質は、 SARS と最も近い祖先を共有しているため、その2つのウイルスのタンパク質をコードする配列を比較した。そうしたところ、新型コロナウイルスから、SARS ウイルスにはない、以下の 4種類のタンパク質の挿入が見つかった。


「GTNGTKR」(挿入1)/「HKNNKS」(挿入2)/「GDSSSG」(挿入3)/「QTNSPRRA」(挿入4)


 
 キメラウィルスだ!


 確かSARSの時にもそのような番組を観た覚えがある。それが全世界に広がったとすると大変なことだ。しかも春節のタイミングだ。

 しかも、この論文を発表すると世界中の学者から、そのような証拠はないと一斉に非難を浴び、論文が潰されてしまった。


 

 それからしばらく経つと…


   □フランスのウイルス学者リュック・モンタニエ博士は17日(現地時間)、ある番組で「新型コロナウイルスは人為的に作られた可能性が高い」と主張した。モンタニエ博士は2008年にエイズウイルス(HIV)を発見した功績でノーベル生理学・医学賞を共同受賞した学者だ。博士は「新型コロナウイルスは全般的にコウモリから出たと見られる特徴を持っているが、これをもとにして人為的実験を通してHIVのシーケンス(sequence・配列)を入れたものと見られる」「それに伴ってウイルスにかなりの変化が生じた」と述べた。


 
 俺は時々陰謀論者と言われることがある。

 小さな頃は今ぐらいの年齢になる頃には科学技術も進歩して"戦争"、そして飢餓で飢える"貧困"もなくなるのではないかと思っていた。それが人間の知性だと思っていた。それがどうだろうか?いつも何処かで争いや紛争…そして戦争がある。それは経済の中にも落とし込まれていて、現在でもあまり変わっていない…。

 

 息を切らし後ろで必死についてくる。そして俺はゆっくりと歩く。後ろを気遣いながら時々振り返る…。


 「あと少しだ。いま休むと余計に足が重たくなるから、見晴らしの良いところまで行こう…あと少しだ。」


  振り返ると弟は必死な真っ青な顔をしている。親父を思い出す。親父も一生懸命について来ていた。2人で山に登ったり、神社に行ったりした。それがいまは一番下の弟だ。

 俺は前を歩く…


   後ろを気遣いながら…




 


 「ほら!見晴らしいだろ!?深呼吸して息を整えて休憩だ。たまには外に出て景色を眺めるのもいいもんだろ。」


  肩で息を切らせながら頷く。

「俺が前に来た時は紅葉が綺麗でさ、人も大勢いたんだ。」


 青ざめた顔から汗が玉のように吹き出している。


 「登ってると足は慣れてくる。この先に戦没者の石碑があるんだ。そこを通って行こう!手を合わせてから進もう!その先には寺院もあるから、山頂まではあと少だ!」


 そしてまた歩き続ける…。






*正直いまはもう書ける気分ではない。自分の不甲斐なさ、力不足を痛感している。弟は引きこもりがちで、パソコンさえあれば生きていけるタイプだ。
会社を辞めるからしばらく世話になりたいと言われた時、俺は喜んで引き受けた。しばらくは失業保険も下りる。しかし、蓋を空けてみると、一向に働かず、ぬるま湯に浸かる日々だった。
パチンコで生活し、最初の頃は毎日のように勝っていた。俺の方が働くのがバカらしくなる。しかし、いつまでも運は続かない、しかも失業保険は本人をダメにすると思った。

悩んだ。もっと向上心と自分の可能性を広げればいい。申告は要らないから失業保険を貰いながら俺のところで働くようにも言った。

しかし、"動かざること山の如しだ" (笑)


今は失業保険をあてにはしていないで働いてくれている。

彼は彼なりに…。

俺はそれだけで嬉しい。



心配なこともある。

これから多くの人が苦しみ、悲しむ姿を見たくない。自分に出来ることはないだろうか…そう思うが小さな俺には出来ることは少ない。


本当は世界で何が起こっているかを自分なりにつまびらかに書こうと思った。それが正しいとか間違っているとか白黒つけるのではなくて、一人一人に考えて欲しいと思った。

だから信用創造とお金の本質を載せた。


いま…世界は大転換を迎えようとしている。もしかするといままでの世界には戻らないかも知れない。



でも未来は広がっている…。