日記とかssとか

日記とかssとか

ssを書いてます。適度に更新したいと思います。

趣味で書いたssとかを主に載せていきたいと思います。
ssっていうのはショートストーリーの略で、
ほぼ会話文だけで構成されている小説みたいなものです。
もし読んでくださったなら、
感想や批評、ご意見を聞かせていただけると嬉しいです。
Amebaでブログを始めよう!
兄(あれからどれだけ泣いただろう。俺の方からフったのに、何でこんなにも悲しいんだろうか・・・)

妹「兄貴、大丈夫?日に日にやつれてない?」

兄「大丈夫だ。明日、明日ですべての決着をつける」

妹「・・・わかった」

・・・・・

兄友「大丈夫か?お前」

兄「あぁ」

兄友「どうしたんだよ」

兄「会長と、別れた」

兄友「マジで?まだ1ヶ月じゃねぇか」

兄「大丈夫だ」

兄友「まぁ、無理と無茶はするなよ?」

兄「あぁ。心配してくれてありがとな」

兄友「おっと、俺を攻略するつもりか?」

兄「んなわけないだろ」

兄友「ははっ、それでこそ、いつものお前だよ。何はともあれ、元気だせよ」

兄「ありがとう、兄友」

・・・・・

会長「あ、兄君・・・」

兄「今日、切り出すつもりです。結果は、また連絡しますね」

会長「兄君!敬語」

兄「あ。ご、ごめん。つい・・・」

会長「ふふっ、頑張ってね」

兄「あぁ、頑張るよ。ありがとう、会長」

兄(会長だって辛いはずなのに、こんなに明るく振る舞ってるんだ。いつまでも落ち込んでなんか
いられない!)

・・・・・

兄「皆、集まったのか・・・?」

妹「ううん。まだ、会長妹ちゃんが」

兄「そうか。なら、もう少し待とう」

妹「そうだね」

・・・・・

兄「・・・遅い」

妹友「今日はもう・・・」

兄「俺、ちょっと探してくる」

妹「兄貴っ!?もしかして・・・」

妹友「?」

妹「わかったよ。・・・頑張ってね」

兄「あぁ、ありがとう」

妹友「えっ?何?どういうこと?」

妹「ふふっ、鈍感だなぁ妹友は。ま、帰ってきたらわかるよ」

妹友「そ、そう・・・」

・・・・・

会長『えっ?そっち行ってないの?帰ってきて、すぐ出かけたけど・・・』

兄「やっぱりか・・・。とりあえず、駅前から探してくる!」

会長『うん。私も、妹の友達にあたってみるね』

兄「ありがと、会長」

兄(どこに行っちまったんだよ。大変なことになってなければいいんだが・・・)

・・・・・

会長妹「はぁ、はぁ・・・」

男「別に逃げるこたぁねぇだろ。一緒に遊んでこうぜって誘ってるだけだろ?」

会長妹「だから、嫌だって言ったじゃん!」

男「いやさぁ、俺嫌だって言われると、余計やりたくなるんだよね」

会長妹「はぁはぁ・・・」

会長妹(どうしよう、どうしたら・・・。お兄・・・助けて!!)

男「残念。行き止まりだな。こんな人気のないところに逃げ込むなんて、自殺行為だぜ?」

兄「そうだな。てめぇ、歯ぁ食いしばれ!!」

男「ぐあっ!!」

会長妹「お、お兄・・・」

兄「あぁ。遅いから、迎えに来た」

男「てめぇ、何しやがr」

兄「あれ、兄友?」

兄友「へ?兄、何で?」

兄「この子は会長の妹だぞ?」

兄友「う、ウソ!?マジで?」

兄「マジで」

兄友「ご、ごめんなさい~」

兄「あーあ、行っちまったよ」

会長妹「あの、お兄?」

兄「ん?何だ?」

会長妹「助けてくれて、ありがとう///。その、きっと助けに来てくれるって信じてたから。嬉しかったよ///」

兄「俺も、妹ちゃんが無事で何よりだ」

会長妹「ねぇ、戻ろう?皆、待たせちゃってるよね。謝らなきゃ」

兄「ははっ、大丈夫だよ、それくらい」

会長妹「そう?とにかく行こ?暗くなってきちゃったし・・・あっ」

兄「どうした?」

会長妹「逃げてる時に、足を挫いちゃったの・・・」

兄「ほら、乗れよ」

会長妹「えぇっ///!?は、恥ずかしいよ・・・///」

兄「でも、負った方が早く着くし。それとも、俺じゃ、不満か?」

会長妹「そ、そんな訳ないよ!」

兄「よかった。ほら」

会長妹「・・・じゃ、じゃあ」

兄「よし、行くぞ?」

会長妹「う、うん///」

会長妹(お兄の背中、あったかい。何だか、心地よくて、眠くなってきちゃった)

・・・・・

兄「ただいま」

妹「おかえり。あ、会長妹ちゃん、寝ちゃってる」

兄「ホントだな。とりあえず部屋行こうか」

妹「うん。妹友も待ってるよ」

・・・・・

妹友「お兄さん・・・」

兄「会長妹は寝てるから、二人に言うよ」

妹「・・・」

兄「俺は会長妹が好きだ。生涯を共にしたい相手だ。もし、会長妹にフられたとしても、二人を選んだりはしない」

妹友「そう、ですか・・・」

妹「ま、薄々そんな気はしてたけどねぇ」

妹友「お兄さん。恋人にはなれなくても、お友達で、いてくれますよね?」

兄「あぁ、もちろんだ。これからもよろしくな」

妹友「は、はい!!・・・あの、僕はこれで」

兄「あ、おいっ、妹友ちゃん」

妹「兄貴!引き留めないであげて」

兄「わかった・・・」

妹「あたしもね、覚悟はしてたはずなんだけどさ」

兄「妹・・・。ごめん」

妹「いいって。その代わり、もう女の子捨てたりしちゃダメだよ?」

兄「あぁ、わかってる」

妹「あたしも、部屋に戻るね」

兄「ん」

妹「最後にさ、あたしの気持ちにけじめをつけてもいい?」

兄「あぁ。俺に何ができるかはわからないけど」

妹「お兄ちゃん!!」

兄「い、妹!?いきなり抱きついて・・・」

妹「大好きだよ、お兄ちゃん。・・・さようなら、あたしの初恋」

兄「妹・・・」

妹「ごめん、涙は、見せたくないから」

兄「お、おいっ」

兄「行っちまった・・・。ごめん、妹」

会長妹「ん・・・すぅ・・・んん~」

兄「あぁ、妹ちゃん。起きたか」

会長妹「あれ、お兄?みんなは?」

兄「もう帰ったよ」

会長妹「そっか、悪いことしちゃったね」

兄「いや、二人には、もう話したんだ。だから、妹ちゃんにも話をしなくちゃならない」

会長妹「そう、なんだ」

兄「聞いてくれるか?」

会長妹「・・・うん」

兄「好きだ!俺と結婚してくれっ!!」

会長妹「え、えぇぇっ!!けけけけ結婚っ!?」

兄「あぁ、そうだ。俺は妹ちゃんが好きだ。大好きだ。結婚したい」

会長妹「お兄・・・。お姉ちゃんよりも、私を・・・?」

兄「嫌なら、遠慮なくフってくれ」

会長妹「嫌なわけ、ないよ。私も、お兄のこと大好きだよ。愛してる///」

兄「会長を捨てたのが許せないか?」

会長妹「ううん。むしろ、お姉ちゃんよりも、私を選んでくれて、嬉しいよ」

兄「ありがとう」

会長妹「でも、その、私まだ結婚できる年齢じゃないんだけど・・・」

兄「あ、それはその、会長には、付き合ってくれ、って告白したから、その上をと思って。もちろん、結婚したいっていうのは本気だぜ?」

会長妹「そっか。じゃあ、婚約ってことでいい?」

兄「いいよ。ちゃんと大切にするよ」

会長妹「ホント、浮気とかダメだからね?」

兄「わかってますって」

会長妹「だといいけど」

兄「それじゃあ、会長に連絡しとこう」

会長妹「言ったそばから、浮気じゃないよね?」

兄「会長には、今日のこと知らせてあったから。とりあえずうまくいったって報告しようと思ってさ。お姉ちゃんに」

会長妹「うん、そだね。お兄、大好き。ちゅっ」

兄「ん・・・ちゅっ。あぁ、俺も大好きだよ、俺のフィアンセ」

会長妹「もう、ダーリンってばー///」

兄・会長妹「愛してる///」