永遠の生命

こんにちは。

本日の担当は
原因と結果の法則メソッドコーチ
下月菜穂です。
はじめましての方はこちら







『永遠の生命を知る人たちは、宇宙的、あるいは天国的な意識のなかで生きており、そのなかには、始まりも終わりもなく、あるのは「永遠のいま」のみです。』


           ジェームズ・アレン
 
("As a Man Thinketh", James Allen, 『「原因」と「結果」の法則③』P.21~P.25
サンマーク出版, 2004年4月20日, 訳 坂本貢一)







永遠の生命…。




一昨年前から立て続けに
祖父母が旅立ち、

命とは限りがあり、
その限られた時間のなかで
何ができるのかを感じていたわたしにとって、


永遠の生命というテーマを考えることはとても難しいように思いました。




永遠の生命…。
 



永遠に続くものなんて、
あるのだろうか…。




みんななくなり、
消耗していくものでないのだろうか…


お金も、時間も
使えば使うとほどなくなっていく…


尽くせば尽くすだけ
すり減っていく…

永遠というものはない。










永遠の生命…。


ずっと続き、
今ここにあるものってなんだろう…













…そういえば今手にとっているこの本。






「原因と結果の法則」をアレンさんが綴ったのは
今から110年前。



アレンさんがこの世を去られてからも、たくさんの人が手にとりベストセラーとなっています。




アレンさんが伝えたかった
世界の本質的な<法則>、



怒り、憎しみ、疑い
我欲、利己心、虚栄心という
恐れを手放し、


自我を越え、
愛や思いやり、
勇気や自己犠牲、
忍耐や道徳心、知恵のなかに生きること



美しい心の在り方が
本当の豊かさや喜びの世界を創るという法則。




この心の在り方、
愛ある想い、生き方というのは100年以上経過した今でもたくさんの人の心を救い、


愛と幸せのなかに導いています。









アレンさんが唯一すごいということではなく、

 


今ここにあるあなたの心、
心が永遠であり、
続いていくものであるということ。




永遠の生命を感じようとしたときに、
ふとこのことが降りてきてくれました。




確かに時間やお金は永遠ではないけれど、今世では必要で人を幸せにして豊かさのバロメーターとなるかもしれない。




莫大な資産があれば
後世へも繋げていくことができるかもしれない。




でも、祖父母が旅立ち、
わたしが今、祖父母を通して感じるものは、
お金でも物でもなくて、



いつも優しい笑顔で迎えてくれたこと、
いつも気にかけて心から応援してくれたこと、
ひたむきに仕事をする姿、
家族、仕事、地域、自然や歴史を愛する姿、
ご先祖さまや恵みに感謝する心。



温かい愛と感謝の心。



思い出すのは、お金でも、物でもなく繋がる心なのです。




何を成し遂げたのか、
どんな資産を築いたのかもきっと大切。



でも、今を生きるわたしたちが旅立った人たちと繋がることができるのは、
その人の想いや叡知、心の在り方なのではないでしょうか。











自我のなかで生きているときほど、失うことへの恐れが大きくなります。



お金であれ、時間であれ、それは永遠ではないから。




永遠ではなく、
なくなるから怖くて仕方ない…。





怖くて仕方ないときほど、



永遠に続く想い、叡知、心の在り方を信じ委ねることへエネルギーの方向を変えること。



先人の想い、叡知、心の在り方を知ること。




感情をもつことを神様から与えられたわたしたちは、心の在り方を繋いでいける生き物。

この生命の源は今ここにある心です。






怖れではなく愛で生きることが永遠の生命であり、繋いでいくことになるのですね。





永遠であること、
無限である心を
信じましょう。




『永遠の生命は、いま、ここに存在し、私たちが明確に認識できるものであり、その観点からすれば、肉体的な衝動や欲望、不安、動揺、および、外側の人生内のさまざまな状況や出来事は、足早に通り過ぎていく幻想のようなものにすぎません。』


            ジェームズ・アレン




大切なことを本から学ばせていただいたことに
感謝。


学び知るということは、
自分自身で人生を導いていくための糧となりますね♡

今日もありがとうございます。