『いかなる困難も、穏やかでパワフルな心が克服できないほどには大きくありません。
いかなるゴールも、知的に送り出される思考エネルギーが到達できないほどには遠くありません。』
ジェームズ・アレン
("The Path of Prosperity", James Allen, 『「原因」と「結果」の法則②』P85~P89,サンマーク出版, 2004年1月5日, 訳 坂本貢一)
〔原因と結果の法則メソッドについて〕
☆ランチ会のご紹介
本日の担当は、
原因と結果の法則メソッドコーチとして、
事業と、事業にかける想いを調和させて最高の結果をとらえなおす
萱森実(かやもりみのる)です。
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私は、100人程度のスタッフを抱える事業の中間管理職をやっています。
事業を日々運営する中で、毎日たくさんのことが(私のために)起きてくれるため、原因と結果の法則を学んだら、即活かせることばかりです。
中間管理職ですから、上から下から横から斜めから、すてきなお声がけがよくかかります。
ブログでどんなことを書こうかと悩んでいるのを見透かしたかのように、大小様々な話題を提供してくれます。
本日は、そんな日々から学んだ自分のブロックと、その癒しの過程について書き綴ってみたいと思います。
先日いただいたお声がけは、上司からでした。
部内への重要な通達を、上司本人は適切に周知しようとしたのですが、それを受け取った部内の人たちは、ひどく投げやりなやり方で無責任に感じていました。
私もずいぶん感情を動かされました。
しかし、「原因と結果の法則」には常日頃から、現実に起こっていることの原因はすべて自分にあることと教わっているので、感情に突き動かされることなく、問題を自分に見せてくれた上司への感謝の気持ちを持つことはできました。
でも、まだ感情の中に、しこりのように残っているものを感じている最中、ブログで担当した『原因と結果の法則②』の箇所には、
『あなたの人生の諸状況を変化させる、そのパワーの驚くべき威力を理解できます。
と同時に、あなたの人生に影響を及ぼすパワーをもっているのは、あなたのみである、ということも明確に知ることになるでしょう。』
『善良な思いをめぐらすことです。
その思いは、あなたの外側の人生の中に、良い状況として速やかに姿を現します。
自分の思考エネルギーを正しくコントロールすることです。
そうすればあなたは、自分の外側の人生を思い通りのものに作り上げられます。
「救い主」と「罪びと」の違いはこの一点にあります。
前者は自分の内側のエネルギーを完璧に支配し、コントロールしていますが、後者は、そのエネルギーによって支配され、コントロールされています。』
ジェームズ・アレン
いずれも強力な教えの言葉が降ってきました。
私の心の中には、二つのベクトルに力が込められています。
怒りモード
<相手が間違ったことを行ったこと、
それを認めて正そうとしないことへの憤り>
感謝モード
<相手は悪意をもってやったことではなく、
ある正しさをもっていることを理解し、
私が何かを学ぶ機会を与えてくれているという感謝の気持ち>
強さで言えば、怒りモードの私の方がはっきりしていて強いです。
しかし、頭の中では、そんなことを続けていると、
コントロールされるがままになることはわかっているのです。
この怒りの感情は、私がより成長するための糸口なのです。
その一点においても、この機会をくれた上司には強く感謝しています。
しかしまだ、学びの最中にあります。
・私の心の弱さが原因で、このようなことを引き寄せたのか?
・私の心は、反発することそのものに喜びを感じてしまっていないか?
・私の器が小さいから、この程度のことで怒りを感じてしまうのか?
私にとって、怒りとは、自分が正しいことが前提にありました。
だから、怒りを手放すこと、
怒りをもっていることを謝ることは、
自分を否定することでもありました。
そんな私の怒りを解く(とく)作業とは、自分に対して説く(とく)作業でした。
『あなたの荒々しい身勝手な思いは、破壊的なエネルギーであり、他の人たちの心の「悪いもの」を刺激し、増殖させる「悪」のメッセンジャーとして、外の世界に飛び出していきます。そしてそれは、それが伝えたメッセージを、あなたの人生内の破壊や混乱に変えて、あなたのもとに持ち帰ってきます。』
ジェームズ・アレン
怒りから人を許すことができないとは、なんと辛いことでしょう。
しかし私には、怒りに身を任せることは大事な感覚でした。
目標達成のためのエネルギーでもあったし、
世界をその思いから見ていたので、怒りは正義感とイコールです。
しかし、それ自体を手放し、前進するためには、
みずからがワクワクするような未来の達成に力を注ぐことエネルギーをもつことも、とても効果的だと知りました。
すべてを許し、すべての人に協力してもらい、ワクワクする目標を達成する。
その方向性に喜びを感じられたので、
怒りに囚われていた自分から一歩抜け出すことができたようです。
『気分のなすがままになることは、パワーを失うことであり、不幸せになることであり、良いものをほとんど手にできなくなることです。
身勝手な好き嫌い、気まぐれな愛憎、怒り、疑い、嫉妬などを征服すること。
それが、幸せと豊かさの黄金の糸で人生という織物を織り上げたい人間が、まず最初に行わなければならないことです。』
ジェームズ・アレン
身近に起こり、感情を動かされることの裏側を覗いてみてください。
素敵な気づきが隠されていますよ♪