楽観主義者への恵み♡
『長年にわたってため込んだお金を突然失って
しまった、二人の男がいました。
嘆きつづけた男にとって、蓄財の喪失は「災い」でした。その出来事を、憂鬱な思いで包みこんでしまったからです。
いっぽう、もう一人の男にとって、それは「恵み」でした。
なぜならば、その楽観主義者は、その状況を、希望に満ちた強い思いと、より一層の努力で包み込んだからです。』
ジェームズ・アレン
("As a Man Thinketh", James Allen, 『「原因」と「結果」の法則②』P31~P35 サンマーク出版, 2004年4月15日, 訳 坂本貢一)
〔原因と結果の法則メソッドについて〕
◆ランチ会のご紹介
どんな出来事も良い悪いはなく、
全てあなたの観点で大きく変わるなら
あなたはどちらを選ぶでしょうか?
愛で生きますか?
怖れのなかで生きますか?
観点を変えたら
今までつらく苦しい思いで抱えてきた
過去さえも
感謝と癒しに包まれて
愛とエネルギーに変えていくことが
できるのです♡
一昨日前、祖父が亡くなり、
昨日無事に葬儀を執り行い
たくさんの参列者の方と共に見送ることができたことは、わたしにとって大きな転機となりました。
あまり良い思い出がなかったはずの地元。
生まれ育った家。
壊れていく家族を救うことができなくて、
自分の存在さえも否定してしまった過去が
ありました。
家族のせい、学校や周りの環境のせい、と
被害者になってしまった世界から
呼び起こされるわたしのなかの
幼少期の記憶は
悲しく寂しいものばかりと思っていました。
思い出すことさえも避けてきたんですね…。
もし、『原因と結果の法則』を
学んでいなければ
祖父を感謝と癒し、愛で包み込み
送り出すことはできなかったかもしれません…。
被害者の世界のなかで、
苦しみながら恨みと怒り、
後悔の念で自分自身を痛めつけるような
思いに包まれていたはずです。
人の心には
愛と怖れのどちらかしかありません。
愛で生きるのか
怖れのなかに生きるのか。
心の在り方はすべて
現実となって
目の前の世界を写し出してくれます。
愛を選ぶなら愛に包まれた世界。
怖れを選ぶなら怖れの世界。
つらかったことも
悲しかったことも
自分を守るために封じ込めた思いは
気づかないように
そっとしまっておいても
思いきり出して認めてあげるまで
現実に表れ続けてくる。
その感情に向き合う痛みを
怖れず、
愛を選んで感謝と癒し、
優しさや思いやりに包まみこんだら
つらかった過去、
苦しかった過去、
悲しかった過去が
大きな力と感謝となって、
必ず優しさや思いやり
光に満ちた世界へ変わるエネルギーとなります。
なんのためにその出来事は来てくれたのだろう…。
それは必ず大切な人に愛を与え
世界をより良くしていくために
あなただから来てくれたものです。
そう信じたらどんなことも
努力と向き合う強さに変えてくれます。
そう受け止めることができるように
なってから戻る故郷と育った家は
温かさと優しさに包まれていました。
悪いと思っていたのは自分だけだったんですよね…。
壊れていく家族を守ることができなかった自分。
自分を許すことができなくて、
家族も育った環境を記憶のなかで
「悪いこと」怒りや怖れでしまいこんで
蓋をしてしまった過去は
一つ一つ逃げず、感謝と癒しの心で
振り返れば
本当はたくさんの愛に包まれていたんだと
感じることができました。
懐かしい地元のカフェにふと立ち寄り、
となりの席の女性二人が、
「あなたのおかげで良い時間を過ごせたわ。
本当にありがとう。貴重な時間を、本当にありがとう。わたしにとってはそれよりもっと貴重な時間になったわ。ありがとう。」
と会話をしているのを聞きました。
まるで祖父から言葉のギフトをもらったように
感じました。
共働きの両親に育ち、
幼い頃はいつも祖父母と過ごしてきました。
もっとこうしてあげてたらという思いは
募りますが、
感謝と癒しの光に包まれながら
祖父を見送ることができたのは
心の焦点、観点を愛に変えることができたから。
おじいちゃん、たくさんたくさん
愛をありがとう。
菜穂という名前は
花としても、食べ物としても菜種油にもなる
菜の花のようにたくさんの恵みを与えられるようにと祖父母がつけてくれた名前。
みんな繋がっています。
どんな時も怒りや不安、怖れに支配されず
思いを温かい優しさや思いやり、
喜びの光で包みこんで
大切な人に愛を伝えられる人であり続けて
いきましょう♡
あなたの観点次第で
今この時も
今までつらく苦しい思いで抱えてきた
過去さえも
感謝と癒しに包まれて
愛とエネルギーに変えていくことが
できるのです♡
『あなたの観点、すなわち、あなたが物事をどのように見るかが、あなたが成功するか失敗するかに決定的な影響を及ぼすことになります。
あなたの観点は、あなたの行動の種類を決定します。そしてその行動によって、あなたが手にする結果が決まってくるのです。』
ジェームズ・アレン