ブログを見にきてくださって
ありがとうございます✨
私は小学一年生になったばかりの
息子を育てている主婦です。
私は
中学二年生のときに
不登校を経験しました。
この過去を
私は親にも真相や理由を言えずに
自分の中だけで閉じ込めてきました。
最近になって急に
〝ブログに残そう! 〟と思い立ち
少しずつ思いだしながら書いています。
不登校半月後に
自分の一番仲のよかった友だちが
他の友だちをつくり
他のグループへいってしまって
私はひとりぼっちになりました。
もともといたグループには
仲のいい子がいなくて
入りづらくなって
学校に居場所がなくなりました
その上、母親からの
『友だちがいないのは、自分のかわいげのない性格のせいだ!』
との一言で、家族とも上手く接することができなくなりました。
母と喧嘩をしてからは
母を騙し中学校を休むようになりました。
母を騙して学校を休んでいたので
家には居られません。
そこで私は橋の下で
下校時刻までの時間をつぶすことにしました。
そこで私と同じく不登校の同級生と意気投合し
その子と毎日
橋の下でお話しながら過ごしました。
そんな彼女も
私と同じく家庭に悩みを抱えていました。
悩みを話すうちに
彼女とは仲が深まり
やがて親友と呼べる間柄になっていきました。
https://ameblo.jp/arysasikkire57/entry-12673122336.html
学校をずる休みしては
橋の下で、彼女とおしゃべりしているうちに
私はあることを考えるようになりました。
〝彼女がいれば学校に行けるかもしれない〟
もしも
彼女が同じ気持ちなら
一緒に不登校を抜け出せるかもしれない。
私は、意を決して
彼女に話してみることにしました。
橋の下でいつものように話しているとき
私は
唐突に切り出しました。
『学校にさ、一緒に行ってみない?』
彼女は
唐突に話すことにびっくりしていましたが
すぐに
『うーん。
あたしは無理かな。』
私はすぐにOK!と言ってもらえると思っていたので
すこしびっくりしたのと
すこし胸が痛かったです。
あ…断られた…
『なんでー?』
『だってさ、あんた
いじめられてるあたしと一緒にいられるん?』
私は
即答できませんでした。
私は人一倍、周りの目を気にする人間です。
そんな私に
いじめられてる子の隣で
同じ視線を浴びせられることに耐えられるのか…。
私がなにも言えずにいると
『あんたは、行きなよ。
みんなに好かれてるやないの!
今なら、まだ間に合うよ!』
と逆に励まされ
私は罪悪感にさいなまれました。
『軽々しく言ってごめんよ。』
と彼女に一言謝って
ふたりで黙ったまま
しばらく橋の下から
目の前の川を眺めました。
川の流れは澄んでいて
自分の心が汚く思えて泣けてきました。
しょんぼりする私を
彼女はいつものように冗談を言って
笑わせてくれようとしました。
彼女の優しさが
眩しかったことを鮮明に思い出します。
『ねぇ!
川入ろうよ!』と彼女が言いました。
『えっ!?
何言ってるん!?
今2月やけど!?(笑)』
『熱でたら、堂々と学校休めるんやから
ラッキーやん(笑)』と彼女は
笑いました。
それから
私と彼女は靴を脱いで靴下を脱いで
川に入りました。
『ミネラルや…』
川の藻を拾って
彼女は自分の足に擦り付けていました。
あまりにも馬鹿馬鹿しくなって
ふたりで爆笑しました。
太陽に反射された水面がキラキラ輝いて
足は凍りそうに冷たいのに
心は温かい
あの日を私は死ぬまで忘れません。
私はこの日から
彼女に学校の話をするのをやめました。
彼女からも
その話はありませんでした。
また気楽な橋の下での
女子会を続けることにしました。
また続きをかきます。
読んでくださって
ありがとうございました✨