見にきてくださって

ありがとうございます✨



私は小学生になったばかりの

息子を育てている主婦です。

私は

中学二年生のときに

不登校を経験しました。



この過去を

私は親にも真相や理由を言えずに

自分の中だけで閉じ込めてきました。


最近になって急に

〝ブログに残そう! 〟と思い立ち

少しずつ思いだしながら書いています。


不登校半月後に

自分の一番仲のよかった友だちが

他の友だちをつくり

他のグループへいってしまって

私はひとりぼっちになりました。

もともといたグループには

仲のいい子がいなくて

入りづらくなって

学校に居場所がなくなりました


その上、母親からの

『友だちがいないのは、自分のかわいげのない性格のせいだ!』

との一言で、家族とも上手く接することができなくなりました。


母と喧嘩をしてからは

母を騙し中学校を休むようになりました。


https://ameblo.jp/arysasikkire57/entry-12672727600.html 

だんだんと

母を騙して

学校をサボるのは癖になっていきました。

しかし
居場所に困りました。

ずっと山にいるのも気味が悪いし
(※野生動物が怖いのと、やたら暗くて怖い)
かといって家のクローゼットは
いつかバレる!!

そこで私が思い付いたのは
家から少し離れたところにある
橋のある川でした。

朝、いつものように家を出て
近所のおばちゃんに電話を借りて電話をしたあと
すぐに自転車で
その川に向かいました。

川につくと
草の茂みに乗ってきた自転車を隠して
(中学生がこんなところにいたらヤバいので(笑))
橋の下に向かいました。

すると
誰か先客がいました。

ん??
制服着てる…

あれ??

知ってる子だ。

そこには
中学校の同級生の女の子がいました。

『えっ!
何してるん!?』
おまえもだろ、と今ならツッコミますが
本気で、相手に聞きました。

『えっ!!
えーーーっとぉ…
散歩???(笑)』
と半笑いで答えるその子に
私も笑ってしまって
二人で爆笑しました。

『なぁ!絶対サボりやろ!(笑)』

『あんたもな!(笑)』

そうです。
そのとおりです。(笑)

彼女も学校をサボって
橋の下に隠れていたのでした。

私と彼女は
すぐに意気投合しました。

聞くと
彼女は、私が学校に行かなくなって
すぐあとに不登校になったようです。

理由は、男子からのイジメでした。

彼女の声は特徴的で
小学校の頃からからかわれ続けていましたが
ついに中学校になり
男子から授業中にもからかわれ
それが引き金になって
『あの子としゃべったら声がうつる!』と
噂が広まって
本格的に女子たちからも無視が始まりました。

彼女は、もともと
一匹狼タイプで
何を言われても動じず
小学校の頃は男子を負かしていたのですが
中学校では
男子の力には叶わないと思ったらしく
〝痛い思いするだけ無駄〟と
大人しくしていようと黙っていたら
男子がつけあがり、イジメを本格的にしたようです。

『弱い者にしか強くいけないクソ男子ども。
便乗する性悪女ばかりの学校に行く意味がない』
と語っていました。


私のいない間にそんなことが起こっていたんだ…と
胸が痛くなりました。

『大丈夫??』
と聞くと

『大丈夫じゃないから
学校行ってないんやろ(笑)
けどなぁ、あんたが学校来んから
休んでても
なんか心強かった!!
そんなしゃべったことないけど
仲間や!思て!!』
と彼女は明るく話してくれました。

『なんやの仲間って!!』

それから
橋の下で
彼女とたくさんたくさん話をしました。

自分のこと。
好きな人のこと。
好きなもののこと。

彼女は話すのが上手で
たくさん笑わせてくれて
時が経つのが早くて早くて…
すぐに下校の時間になりました。

『うわ!
もうこんな時間!!
はよ帰ろう!お母さんにバレる!!』
と私が言うと

『うちは、お母さん最近帰ってこんから…
あんたは、ヤバいんなら帰りー!!
うちももうすぐ帰るから。』

なんだか
名残惜しくて
もっともっと彼女と話したくなりました。

『明日もここにおる??』
と聞いてみると

『ここが家やからな!』と
冗談を言ってまた笑わせてくれました。

『じゃあまた邪魔しに来るわ!』と
手をふり、彼女と別れました。

草の茂みに隠してあった自転車で
自宅に帰ると
母が夕食の準備をしていました。

私は
あんなに毎日悩んで重苦しい毎日に
光が戻ってきたような気になっていました。




続きます。


読んでくださり
ありがとうございました✨