ブログを見にきてくださって
ありがとうございます。
うちの息子は現在小学校一年生になったばかりです。
自閉症スペクトラムという診断名がついていますが
特性が少しずつ薄まっており
特総センターで一般級認定を受け、現在
一般級に通っています。
そんな息子の過去の子育て日記をブログにしています。
息子は
三年間幼稚園に通いました。
私は卒園までにお世話になった先生一人一人にお手紙を書くことにしました。
先生へのお手紙をかくために
息子と担任の先生との関わりを
思い返すうちに色々と
気がついたことがあります。
息子は三年間担任の先生からたくさんの
大切なものを
学ばせてもらっていました。
思い返してみると
年少の時の担任の先生からは
『大人を信じる心』を学ばせていただきました。
息子は、大人が苦手でした。
年少の時の担任の先生は
年配の女性のベテランの先生でした。
初めは心を開けずに
ひたすらおとなしく過ごしていた息子が
担任の先生にだけは
『いやだ』『たすけて』と言えるようになりました。
大人に頼ったら助けてくれる
大人は信じられると思えるようになったのです。
年中の時の先生からは
『人への気遣いや優しさ』を
学ばせていただきました。
年中の時の担任の先生は
新任の先生でしたが
色々経験されている私と同い年の女性でした。
その先生は、保護者一人一人にまで
気遣いを忘れない先生で
ものすごく優しい先生でした。
息子の初恋の先生です。
息子は、他人の痛みに無頓着なところがあって
心配していましたが
今では、全部の場面では無理ですが
泣いてる子に寄り添ったり
転んだ子に『大丈夫?』と
声をかけられるようになりました。
そして現在年長の先生からは
『お友だちと一緒に
遊んだり作り上げることの楽しさ』
を学ばせていただきました。
息子は2歳のとき、主治医から
『このこは人間に興味がない』と言われました。
あの時の絶望した自分に
今の息子を見せてあげたいです。
年長の始めの頃は
一人遊びばかりしていましたが
先生が『みんなと○○してるんだけど一緒にする?』と息子の無理のない程度に
話しかけてくださったおかげで
お友だちの輪の中で
楽しく遊ぶ時間が増えてきました。
・人を信じる心
・人を気遣える優しい心
・お友だちと遊ぶ楽しさ
3年間でこんなにたくさんの
宝物をいただきました。
手紙を書きながら
涙が止まらなくて
筆がすすまないことすすまないこと💦
でもなんとか、書き終えることができました。
私は口下手なので
お手紙なら感謝をきちんと
伝えられるかもしれない
その一心で書いたお手紙を卒園式の日お渡しすることができました。
その後日談もありまして…。
年少組の先生と先日偶然お会いした時に
こんなことを言ってくださいました。
『お手紙ありがとうございます。
私はこんなに思いのこもったお手紙を人生の中ではじめて貰い、これからの人生で
貰うことはもうないと思っています。
本当にありがとう。
そして
○○さん。
頑張りすぎないでください。
実はいつも心配していたの…。
あなたは頑張ってるから!
息子さんは大丈夫!!!
頑張らなくていいよ!』と。
私は涙が止まらなくて
先生も泣いてくださっていて
人の温かさに触れ
優しさに感謝しました。
先生が息子をみてくださって本当によかったです。
私にとっても
すごく有り難いお言葉をたくさんいただきました。
そして
私の胸に一番響いてきたのは
〝頑張らなくていい!
あなたは頑張ってる!!!〟です。
なかなか自分では自分を俯瞰してみられないので
頑張りすぎてても
頑張ってることにさえ気がついていないから
無理をしすぎて自分を痛め付けることを
やめようと思えました。
心が解放されたような
不思議な安心感を貰えました。
あの日から、私は全く頑張りすぎなくなりました。
肩の力をめいっぱい抜けるようになりました。
先生のおかげです。
私も息子も
幼稚園の先生から
たくさんのことを学ばせていただきました。
この学びをずっと胸に
これからも
息子と成長していきたいです。
長くなりましたが
読んでくださいまして
ありがとうございました✨