仕事の出先で

ぽっかり時間があいて


雑貨屋さんで

時間をつぶしていた時のことです


化粧品をなんとなく見ていたら


外国人の店員さんが

声をかけてきたんですよ


店員:

あなたキレイですね!

でもね、近くに寄ってみると

シワがいっぱいなんですよ


このクリームで

もっと魅力的になるから

やってみていい?


私:

じゃあ、ちょっと


と、お世辞とわかっていても


褒められてうれしかったり

ちょうど時間潰しによかったりで

お願いしたんです


店員:

全然ちがうでしょ。

ちゃーんとやらないと

時間が経つと

もっと悪くなるんですよ


今ならセットでお得だからね


こんな具合で、

すぐに解放されたんですが




なるほど

塗ってもらったところは


コジワが目立たなくなっていました


店員さんは私より10以上年長に

見えました


けれど、赤いマニキュアをしていて

顔がつやつやと

していて


あやかりたいな!

と、思いました


私は

夫と同居中は


見た目を褒めてもらっても


全然うれしくなかったんです


というのも


「キレイな奥さんで

旦那さんは幸せね」


さらには


「優しい奥さんで

旦那さんは・・・」


「奥さんはお料理が上手で

旦那さんは・・・」


結局こういう具合で。


当の夫は

私を価値のないように扱って


私を頭ごなしに否定して


文句をいいながら

ガツガツ

料理を食べていました

 

そんなわけで


褒められると

 

決まって


私の価値も

努力もすべて

この人のためになるんだ


と、がっくりと

むなしくなりました

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今、離婚裁判を

がんばっていて


自分を大事にすることを

意識できるようになって


見た目も

いくつになっても


キレイで

いられるように努力したい


と、思うようになりました


自分のために

です



裁判と育児に追われて


気づいたら


歳を取って

見た目もぼろぼろ


では、この人生だいなしなので


しっかり

自分を大事にして


人は見た目が8割?


そんな言葉も目にするし


見た目は心にも影響するし


お金はかけられないけど

貪欲に美を追求して


しっかり気分を上げて


戦っていかなくちゃ、と


思っています


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猫夫の異常に気がついた大切な本です

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