こんにちは
由惟です。
またみらのとくだらない小説を書きました。
今回は、リレー式に、交互に書きました。
本当にくだらないですが、良かったら読んでください![]()
恋ワーク 作:由惟&みらの
登場人物:好沼 恋 (クリックでキャラクター紹介)、 好沼恋の母親
※主人公の恋(れん)と、恋(こい)は紛らわしいので、人名の方は「恋」と、色付けされています。
※前作(恋桃
)をご覧になってない方は意味わからないと思いますので、読んでくださる方はそちらも見ていただけると幸いです。
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ある日、桃のことで途方に暮れていた好沼 恋は、たまたま本屋に入りました。
ふと宿題のことを思い出し、勉強のテキストのコーナーに入りました。 テキストは、沢山ありましたがなぜか、1つのテキストに目がとまりました。 そのテキストの表紙につい惹かれてしまったのです。
「あー、なんかこのテキストなら絶対にやりきれるかな....どーせ、こんなのやったって、無意味だけどな...」と言いながらもそのテキストを手に取りレジへ向かいました。
恋はレジに向かいながら桃のことを思い出しました。
「はぁ。桃....桃....桃....。もう、自分でしちゃったことだしな....」
そして、会計を済ませ家に帰りました。
その日の夕焼けは桃と出会った一年前の夕焼けにそっくりでした。桃のように丸い夕陽に手を伸ばし、伸ばした手のひらは淡い色の空を仰ぎました。
自分の部屋に入り、夕食と風呂を済ませ、さっそくテキストを開いてみることにしました。テキストには、桃の写真がたまたま載っていたのです。 恋はまだ桃が入っているであろう自分のお腹を触りました。 そして、恋はテキストに向かって誓いました。「俺、君(桃)のために頑張るな!」そして、ハチマキをしてテキストを片っ端から解きはじめました。
しばらくして恋は気づきました。なぜかこのテキストは桃ばかり出てくるのです。気にしてなかったタイトルを見ると、「ピーチ♡マスター」で、売り文句は、「恋で忙しいリア充たちも、これで完全マスター!桃イラストで気分も華やかになり、恋も勉強もエンジョイしよう!」だったのです。
恋は、驚きました。自分は、こんなテキストをやっていたのかと....(リア充じゃないのに...)しかし、明日はテスト。もう、振り返る時間もなくそのテキストに集中しました。 そして最後の英文問題。その問題内容は「自分の好きな果物について、loveという単語を用いて英文で表しなさい」でした。
恋は、その最後の問題を「I love peach.」と書きました。
後日、そのテストが帰ってきました。 テキストをやったこともあり、点数は90点。恋は素直に喜びました。
いつも、あまり点数を取れないので先生にもほめられました。そして、家に帰りふとテキストにお礼を言おうと思い部屋にいきテキストとって、お礼をいいました。
「ありがとう、君のおかげでいい点が取れたよ。リア充も近いかな?//」テキスト相手にデレデレする息子の姿をドアの隙間から偶然見てしまってドン引きしている母親のことも気づかずデレデレし続けました。
突然、テキストが恋に向かって言いました。「大丈夫、君には大切な人がきっとできるわ....私は、そう信じているから//」
(恋は、いろんな意味で気絶しました)
気絶して起きると、もう日にちが変わっていました。学校は休みなのでのんびりしながら昨日のことを思い出そうとしていると、母親がゴミ捨てに向かっているのを見つけました。
よく見ると、自分の机にあったはずのテキストがありませんでした。またしても、恋は大事なものを失い....布団の中で泣きづけました。
END
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くだらないですよね・・・はい。わかってます!
でも作ってる時はとても楽しいです。
これからもくだらないこと、いっぱいしていきたいと思います。
ありがとうございました。
由惟