ーー僕は苦しんだ

ーー僕は悲しんだ

ーー僕はずっと孤独だった


幸せな日々は周りの人間が次から次へと奪っていくだけの人生だった


ーー僕は悲哀に叫んだ

ーー僕の周りは冷たい目で見る人ばかり



僕の目には悲哀と孤独の2つの色が瞳の中で静かに歪んでる


ーー僕はもう耐えられない…



それでいて、
ーー僕は人間がみんな大好きだ。



そうして僕は「機械」のように改造された



僕の言葉を理解してほしいわけではない

僕を助けてほしいわけではない

僕を苦しめてほしいわけではない

僕の言葉を深く考えてほしいわけではない

僕は哲学を言ってるわけではない

僕は愚痴を聞いてほしいわけではない

僕は逃げてるわけではない

僕は諦めてるわけではない

僕は生きたいわけでもなく死にたいわけでもない




ただ僕は、
「わかってほしい」だけなんだ。




どうしてこんな僕(思考)を作ったの


どうしてこんな僕(性格)を作ったの


どうしてこんな僕(心)を作ったの


この世界を「この人生(心)」で「1人」で生きていくには時間が長すぎる


同じ気持ちを持った人間にすがりつきたい


僕はおかしいのだろうか、
それともおかしかったのだろうか


口先から出かかった言葉を飲み込んでしまう
どう言えばいい、どう言えば伝わる


何故かそれだけが心残りで頭から離れない、離れてくれない、消えない、今すぐにでも消したい、消しても消えきれない



僕は一体「誰」なのだろう



僕(改造人間)を作ったのは、誰なのだろう



そうして何度も、何日も、何年も繰り返して、
ーー未だに答えを探し続けてる。ーー