『ある馬の物語』ブログを御覧の皆様こんにちは
脇田 康弘です。
フェオファーンという、"馭者(ぎょしゃ)"と
フリッツという"召使い"を演じます。
どちらも非常に興味深い人物で
台本にも、全く別の人間なのにこの二つの役は同じ俳優が演じるようにと指定されております、なぜか...
馭者とは
馬車や馬橇(そり)を操る人
分かりやすく言えば運転手です
どんな人物になるのか...
一ヶ月後の本番にはどうなってるのか...
自分でも楽しみですが
さて、実際どうしようか
僕の悩みなんて書いてもしょうがないので、今日の稽古場のことを御紹介します。
今日は稽古場にお客様が来ました。
5人の
俳優・声優を目指す若者たち
現在、専門学校で演技を勉強中のピチピチのフレッシュな彼ら
(※制作Mの話を聞く5人の様子)
稽古風景の見学を、自ら"志願"し足を運んでくれたとのことだが...
礼儀正しく大きな声で挨拶し席に着くや、
まず鞄からノートとペンを取り出し、何かを書き始めている...
我々の稽古が始まる前から、何かを書いている...
ちょうど出番が無かったので、彼らの席の横に立ち中を覗こうと試みた...が、
僕はあまり眼が良くない
なので、読み取れるはずもない
稽古中ずっと
我々の姿を見ながら何かを書き続ける彼ら
たぶん何かをメモしているんだろうけど、気になる...
もしかしたら"似顔絵"とか描いてるんじゃないかってくらい、じっと見つめて、また書いてる...
もう、
気になってしょうがないから、休憩時間に聞いてみた
『何を書いてるの?絵とかかいてる?それとも悪口?』
『...いえ、思ったことをイロイロ』
『え?授業の課題か何か?』
『いえ、勝手に...』
『あー、そーかぁ。』
...その真剣さと、純粋さに
ニヤケつつも
非常にプレッシャーを感じました
彼らも、我々同様
この世界に夢を抱いて
この世界の門を叩いた
そしてあらゆる事に興味を持ち
あらゆるモノを吸収しようとしている...
『せめて、
目の保養とはまではいかないまでも
目の毒にはなりませんように...』
と、
バレないように
背筋を伸ばし
襟を正す、自分。
さぁ、馬の如く
ひたすら前に進め、自分!
しかし
幸か不幸か
今日、僕の出番は回ってこなかった
...
初日まで、あと1ヶ月
【脇田 康弘】でした。
