アドラー心理学では共同体感覚を最終ゴールに設定しています。
我々は皆複数のコミュニティに属しています。
家族、職場、地域、学校、サークル、国、世界、地球、宇宙
共同体の中でそこにいてもいいんだと感じられること、
それが幸せに繋がります。
そして共同体感覚を持つには、他者貢献が必要です。
誰かのためになっているんだという意識がコミュニティの中で必要とされている感覚になります。
すなわち共同体感覚を持てます。
他者貢献するためには他者を信頼しなければなりません。
人を信じられなければ、人の役に立つことはできません。
そして他者信頼を持つためには自己受容が必要です。
自分のことを受け入れられて初めて他者を信じられます。
自己受容、他者信頼、他者貢献は連環していて、
どれも幸せになるためには欠かせません。
自分を認めて、相手を信頼し尊敬し、相手の幸せを願って貢献する。
それが共同体感覚に至るプロセスです。
まずは最も小さな共同体である、
あなたと私という二人だけの共同体で試みるといいでしょう。
小さな共同体から次第に大きな共同体へ一歩一歩進んでいきましょうね。