私達 家族は俗に言う「DV被害者とその子供達」として

 

札幌にあるNPOに助けられました

 

多分 そのNPOの存在が無ければ私は子供を引き取れなかった

 

心から感謝しています

 

名古屋空港から新千歳空港へ 札幌市内のNPO事務所へ

 

びっくりするほど歓迎してくれました

 

そして 某所のシェルターへ連れて行ってもらいました

 

今考えたら シェルターはすごい! 着の身着のまま逃げても 家財道具

 

衣類は揃っていて、すぐ住めます

 

どれを使ってもいいといってくれました 子供服は助かりました

 

女性施設の2人の方は そこでさよならをしました

 

岐阜での3年を 振り返ると 「人に迷惑ばかりかけまくった」ような

 

気がします そして迷惑かけるたび 怒られるけど見放すどころか

 

助けてもらっていた

 

行政の方も 真剣に相談に乗ってくれました

 

いまだに思うのは 岐阜に足を向けて寝られない 感謝してます

 

シェルターで一時保護されて親子で一緒に過ごすのは

 

嬉しかった

 

しかし 小5の長男と距離が出来てしまったが 一時的だった

 

次女の世話をみんなですることで 家族らしさが戻ってきた

 

かわいい赤ちゃんの力は強い

 

シェルター生活は何かと制限はあったが 料理したり、子供の話を聞く

 

時間は充分できた

 

長男は恵那の児童施設の生活の話を聞かせてくれた

 

恵那の冬は寒く 小学校は遠く片道40分 集団登校する

 

施設では4人部屋で高交生の先輩がぐれていて 外でタバコを

 

吸っていた

 

治らない病気の子供も多く居た 死に近い子も

 

時々 外出で大型スーパーに出かけると お母さんに会ったお友達

 

が平気な顔してたこと

 

長く居る子は 里親さんがいて 時々泊まりに行く 

 

全て時間が決まっていて 時間内で出来るようにせかされる

 

親元に帰る為 退所すると伝えると どのお友達も寂しがった

 

自分の持ち物で大切なおもちゃをこっそりくれた子

 

急に意地悪になった子(確実に親に会えない子は羨ましくて)

 

たった11年しか生きてない長男にとって 日常に無いことばかりだった

 

と思います

 

シェルターには我が家、選任の職員がいて生活費を持ってきてくれたり

 

困りごとの相談も聞いてくれました

 

市内に転居する手続きと家探しもしてくれました

 

余談ですが 少し前にネットニュースでDVシェルターでのトラブルが

 

掲載されてましたが 2世帯以上で一軒に住むと大変だとはよく言うが

 

私 含め 本当に明日殺されるかもしれない人がシェルターで助かったら

 

シェルターを悪く言わないと思う

 

シェルターでしか助からないって知っているからです

 

悪く言うひとは 他で助かる可能性があったか 生死の分け目でなかった

 

DVで無かったかただに家出 かも知れない

 

私達が最初に入った静岡の一時保護所にも夫婦喧嘩のたびに

 

何度もそこへ来る障害者の親子が居た

 

職員さんも また戻るでしょうと言ってました

 

いずれにしろ 保護所も母子寮もシェルターも皆さんの税金で作られてます

 

だから苦情解決窓口もあります

 

国税を使って 無料でご飯もらって雨風しのげて 対応が悪いのだったら

 

安いビジネスホテルで生活するかお金なければ路上生活すればいいと思う

 

子供が居るから助けてもらえる・・・甘い考え

 

シェルターで子供に虐待し母子分離されたケースも結構 多い

 

自分が受けた傷を子供にしてしまう その子供が親になり配偶者に

 

暴力をふるう 永遠に続く暴言暴力のループ

 

DVは世代間連鎖で起こります 

 

子供を児童相談所に持ってかれるのはそれ相当な理由があるのでしょう

 

離婚をするつもりが無いのなら シェルターに入らないほうがいいと思います

 

続く