個人的な評価ですのでご参考程度に
(最高は星5つ/小さい星は0.5)
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殺人の告白
2012年 作品
○出演：パク シフ/チョン ジェヨン
○監督：チョン ビョンギル
○脚本：チョン ビョンギル
評価
★★★★
映画の種類
サスペンス・ミステリー
あらすじ
15年前…
ある連続殺人事件が起きる。
犯人を追っていた刑事チェ ヒョングは
あと少しの所で犯人を取り逃し、
自身も顔に大きな傷を負う。
以降、姿を消した犯人…
そして警察の懸命な捜査も空しく
事件は時効を迎えてしまう。
時効成立から2年後…
突如犯人を名乗る男性イ ドゥソクが
マスコミの前に現れる。
俳優のような甘いルックスのドゥソク。
彼は、犯人しか知り得ない
事件の詳細を記した告白本を出版し、
一躍時の人に。
しかし長年犯人を追ってきたヒョングは、
本当に彼が犯人なのか疑問を抱き、
ドゥソクに近づき始め…
この映画を楽しみたいのであれば、
簡単なあらすじ以外の情報は、
見ないことをお勧めします！
結末を知ってしまうと、
この映画の面白さが半減…
いや1/4くらいになってしまうので
そのためか、ポスターも
とても上手に作られてますよね。
冷淡で妖しく美しいパク シフの笑顔…
そして「私が殺人犯です」の一文のみ。
この映画を見るに際して、
余計な情報は与えず、
かつ期待を膨らませてくれる
いいポスターだと思います
おっと
これ以上書くと、ネタバレになりそうなので
この辺でやめておきます
代わりに、
この映画で残念に思った点を２つ程…
ひとつ目はカーアクションシーンです。
この映画に限らず、
韓国映画で度々出てくる
必要以上に長いカーアクションシーン。
迫力もあって、
お金も時間もすごく掛かったんだろうなぁ
と感心はしますが
いつも余計なシーンだなと
思ってしまいます。
子供の頃は、
洋画のハデなアクションシーンに
胸を躍らせ、鑑賞した記憶がありますが、
歳を取るにつれて苦手に…
カーアクションシーンって
あまりに現実離れしてません？
そういうシーンが長ければ長いほど、
映画の世界から現実に引き戻らされる
感じがして、がっかりしてしまいます。
ハリウッド映画ならまだしも、
邦画やアジア映画だと余計シラケます
東京やソウルであんなことが起きたら
大問題・大事件ですから(笑)
もうひとつは、遺族団体の復讐劇。
山奥で集まって武装して、
犯人の殺害を計画するんですが、
なかなか陳腐な設定でした。
ここだけB級感が強くて
滑稽にうつってしまいます。
もう少し重みのある設定に
できなかったかなぁと残念に思いました。
もしかしたらあえてそうしたのかも
知れませんが…
とまぁ、少し残念な部分もありますが
話の展開には驚かされ、
おもしろいなぁと
思わず感心してしまう程だったので、
大いに満足できる映画だと思いますよ
