僕は大学卒業後に専門学校に入学し、24歳で就職しました。
ただ僕には密かに自身が"普通"ではないことを理解しており、特にコミュニケーション能力が著しく低い自覚を持っていました。


・相手の話を理解できない
・相手の話を一瞬で忘れて記憶できない
・順序を立てて説明ができない
・言葉に詰まる
・自分でも何を言っているのかわからず困惑する
・相手の声が聞こえない(厳密には相手が何を話しているか頭で処理できない)
等々

 

正直社会でやっていく自信はなく、恵まれた家庭に甘んじて社会に飛び出すタイミングを先延ばししていました。

ですが大学卒業後に専門に通わせてくれた親の目線に耐え切れず遂に就職に追い込まれましたが、僕は楽天的な人間ということもあり、なんとかなるかもしれないと謎の全能感にあふれていました。

頑張って"普通"に振舞えばきっと大丈夫だ。(非常に浅慮だったと今では恥じています。)

 

ですが、私は初っ端からピンチでした。
交通機関の大遅延が発生していたこともあり、入社式当日は遅刻。
事情が事情なのでお零れはあったでしょうが、よくない印象を残してしまいました。
少しでも悪印象を拭うべく新入社員は元気が命と、とにかくポジティブな表現を多用し、元気に挨拶をしていました。

 

先輩の指導の下、同僚と競い合いながら仕事を覚えていくことになります。

とにかく知識量だけでも追いつこうとメモだけは書きなぐっていました。
それも意味が理解できないまま。

話を理解しながら聞いてメモを取る、という両立した行動ができないため

とにかく聞き取れて記憶できたものを紙に書き、後で読み返すということをしていました。

「用語」と「結論」この2点だけはメモしようと必死でした。

そうすれば100パーセントではなくても要点は理解できる(だろう)と


周りの同期は次第にメモを取らなくなりますが、とにかくメモを取りました。
これ前にも書いたと思ってもこの世で最も信用できないのは自分自身だと気づき、メモを取りました。
とにかく取り合えず僕はメモを取りました。

そんなことを繰り替えし、仕事を何週も遅れながら必死に追いつこうと全力ダッシュをしていました。

 

僕が居た会社はいわゆる「サービス保守」系

サービスの継続が何よりも命です。

適切な指示、適切な処置、適切なフォローが必須です。

 

早く一人前になって同僚と仕事がしたい。

先輩の力になりたい。

がむしゃらにやってきましたが、とことん空回り

ミスばかりで、同僚・先輩・上司・他部署の皆様方に散々迷惑をかけていました。

それでも「最初はミスをするもの」と励ましを受けながらあっという間に1年が経過しました。


本当につらい1年間でしたが、なんとか仕事を続けることができました。

 

とはいっても新入社員の教育は例年2年目が担当することになっていましたが、

不安に思われたか上司に此奴には無理だと判断され、同僚と先輩にその役割を押し付けることになります(ごめんなさい)


さて、2年目の僕に与えられた試練は顧客対応(カスタマーサポート)です。


え、えーっ!?!??

 

絶対無理やん。。。