「終わりましたよ。」

 

 

遠くから声が聞こえます。

目を開けると看護師さんの姿。

あ、そうか。私、手術を受けたんだ。

 

全身麻酔で眠ってから、あっという間に時間が過ぎたように感じましたが、3時間ほどの時間がたっていました。

 

 

傷の痛みはほとんどありませんでしたが、強烈な尿意を感じました。

「すごく尿意が強いんですけど、大丈夫でしょうか?」

看護師さんに聞くと、尿管を入れているのでその違和感を感じているとのこと。

麻酔で眠っている間に尿管を入れてもらえたので、痛みなど感じることがなくて良かったです。

 

そういえば、術前の説明で「麻酔から目が覚めた時は気管挿管の管がまだ入った状態なので声が出せない」と聞いたような気がしますが、目覚めたときすでに管は抜かれていました。

目覚めてから管を抜くのは怖いなあ…と思っていたので、ホッとしました。

 

主治医の先生が

「すべてうまくいきましたよ。取り出したもの見ますか?」

と声をかけてくださいました。

「ここが子宮で、これがこうで、こうなって…」

いろいろ説明してくださったのですが、まだ朦朧としていた私はあまり覚えていません。

とにかく大きいものが取り出されたなぁ…ポーンという印象でした。

 

「ありがとうございました。」

かすれた小さな声でしたが、お礼を伝えることができました。

先輩ブロガーさんで、「手術室で手術に関わってくださった方達にお礼が言えなかった」と後悔している方がいたので、お礼を伝えられたらいいなぁと思っていました。

目標を一つクリアですチョキ

 

 

術前説明で、手術が終わったら集中治療室で1日程過ごすと聞いていました。

しかし、この日は集中治療室が混みあっているそうで、婦人科の患者は部屋に戻らなくてはいけなくなりました。

 

「30分たったので、病棟に戻りますね。病棟看護師がもうすぐ迎えに来ますからね。」

 

えーーー!術後のこの体でもう戻る?あのシーンとした4人部屋へ!?

いやだいやだいやだ~アセアセ

 

と思いましたが、言えませんえーん

 

病棟看護師さんがみえた時、聞いてみました。

「あの~、個室ってまだ空きはありませんか?」

空きがあっても今部屋を変わることは無理だとわかっていましたが、一応聞いてみました。

「今日は空いていません。本当は個室希望でしたもんね。ごめんなさいね。」

…やっぱりそうですよね魂が抜けるあきらめますダッシュ

 

 

4人部屋に戻ってきました。

血栓予防のポンプの音が「シュコー、シュコー」と響きます。

 

両足にポンプ、尿管も刺さり、全く身動きが取れない状態です。

 

心配していた術後の痛みですが、ほとんど痛くありません気づき

生理痛のように、ドーンと下腹が重い感じがわずかにありましたが、お腹を切った直後とは思えないこの感じ、本当に不思議です。

看護師さんから「痛みは10のうちいくつですか?」と聞かれるのですが、この時は「1」ぐらいの感じでした。

「手術中からの痛み止めが入っていますが、痛みが強くなったら別の痛み止めを入れますので我慢せず言ってくださいね。」

と言ってもらえていたので、痛くなってきても大丈夫!と安心して過ごせました。

 

 

ウトウトしながらも、看護師さんが何度も様子を確認しに来てくださるのが分かり、本当にありがたい…と思いました。

術後すぐの患者の看護って、大変でしょうね。

いつ急変するかもしれないし、少しの変化も見逃せない。

看護師さんって本当にすごい!尊敬しますぽってりフラワー

その後、少しずつ痛みが強くなり始め、痛み止めの追加をお願いしました。

この時で痛みレベルは10のうち5。

後にも先にも、手術部位の痛みが5以上になることはありませんでした。

5といっても、ひどくない生理痛のような痛みなので、鋭い痛みや我慢できないほどの痛みではありません。


この日はあまり眠れず、ウトウトしながら一晩過ごしました。