BBとの待ち合わせ。
まだ来ないBBに電話をかけた。
Where're u now?
と訊ねたらひっそりと、
『チタテツカタツタ』。
わからないので聞き返すこと2回、笑ってごめんね。
その後、満面の笑顔で待ち合わせ場所に現れた。
ああ、大好きだよ、BB。
この笑顔と待ち合わせて、一緒にいられるなんて、とても幸せ。
この待ち合わせの2日後に、BBは国に帰りました。
この待ち合わせの日は、私は一滴の涙も流さずに、彼との時間をひたすら普通に過ごしていました。私たちお気に入りのレストランで、ワインを飲みお気に入りのチキンをお代わりし、オバマとバイデンの仲良し具合を褒め称え、帰り道には私が作詞作曲したそのレストランのアンセムを歌いながら帰宅し、たいそうご機嫌でした。
でも、前日にはもう涙をこらえることは到底できず、オフィスでも花粉症のふりをして涙を拭い、帰り道では夜に紛れてストールで涙を拭う。帰宅して、僕がいなくなった週末にはどうか友達との予定を入れて誰かに会っていてね?という彼の問いかけにも、誰にも会いたくなんかない!と泣きながら言ってしまった。ついこのあいだ、弱ったBBを見て、頑張らなきゃ!と思ったくせに、感情に任せて言ってしまった。
そうすると、やっぱりBBを弱らせてしまった。泣かせてしまった。苦しそうにI'm feeling guilty...sorry...と。さっきまで呑気に笑顔で大好物のミスターイトウのチョコチップクッキーを頬張っていた人を、悲しませてしまったのはこの私。瞬時に激しく反省したら涙が止まった。
そう思って、見送りの日は、花粉症のふりをしながら2回だけ涙を拭ったけれど、なんとか笑顔を保ったのでした。彼の姿が見えなくなったら、噴きあげる勢いの涙と嗚咽を感じたのですが、ちょっとしたアクシデントがあり、そのおかげで涙も嗚咽も止まったのです(笑)。このアクシデントは、神様からの優しさだと思っています。そして、彼からの初めてのカードを、一緒に散歩した公園のベンチで読みました。
まぁ実際のところ、BBのいなくなった週末、私は誰にも会わずにこの日記を書きながら泣いてはいるのですが、BBを見送るその時には泣かずに頑張った、ということです。
海外に暮らす私の30年来の親友とは、このことを、週末のviberで話しましたけどね。彼女は、私には別の恋愛が必要と考えているので、「さぁ!あなたの次のchanceを与える誰かを見つけなきゃ!」と、元気づけてくれました(笑)。
BBとは別に終わったわけではないのよ。ちょっと離れてしまったけれど。
と伝えると、
Aww...Come on...
と眉をひそめているように言われましたけどね。彼女らしい。彼女の価値観は私とは異なるのですが、私を想ってくれていることはとてもよくわかるので、それはそれでいいんです。
ということで、この日記もSeason1は最終回かと思います。
Season2は、BBはいないけれども続く日常のいろいろを、気が向いたら書いてみようと思います。
こたえはずっと奥のほう 心のずっと奥のほう
涙はそこからやってくる 心のずっと奥のほう
〜THE BLUE HEARTS〜