あー、あたし、変わったなー。
と思う瞬間。
それは、仕事中でも、BBからの電話は最優先で応答すること。
BBと出会う前、出会って数ヶ月は、まず電話は苦手だったし、
仕事中にプライベートの電話に臆面もなく応答している人のことは、
ちょっと自分とはちがうタイプの人だと思っていた、了見狭きタイプの人だった私。
桜の花びらも舞い散った春の日の午後、Viberに着信アリ。
オフィスをするりと抜けて、Phone Boothへ。
13,000キロが繋がる嬉しい時間。
BBから開口一番この質問が。
『ハーーーイ、ベビチャーーーン、ゲンキデスカーーーー?What is today?』
オーーーゥ、ダーリン!! ゲンキデスヨーーー❤️
今日?え、今日ですか?はて?
『It's sunny Friday... ドシテw?』
と訊ねると、ふふと笑って静かに言うBB。
『One year...イチネン...』
あらやだ!!そうでした!!
去年のその日、私たちは離れ離れにならざるを得なくなった、まさにその日でした。
桜が満開で、きらきらした青い空に舞う花びらのなかで、泣きながらBBの手紙を読んだ日でした。
ダーリン、カフンショで、鼻づまりすごかったよね!
ご近所の薬局で買った点鼻薬の効き目がすごかったよね!
桜が満開だった。
えへへ、あたし、忘れてたわけじゃないんだけど、2−3日前とか、ちょっと前とか、覚えてたんだよ。
もう一年!はやいなぁって、思ってたの!
だけど、今日の今日は、今日の日にちを忘れてた。
やだもう!思い出したら泣いちゃうじゃん!
でも、今日の日にちを忘れて仕事や友達と過ごせてるくらいに、あたしは元気でハッピーってことだよ!
それに、あの日のあなたの手紙は、あたし毎日、今日だって持ち歩いてるし、しょっちゅう読んでる。
という言い訳を長距離電波に載せてみる。
BBも、ソウネ、ソウネ、アリガト、アリガトウゴザイマス、と言いながら聞いてくれる。
泣いちゃうじゃん、のところではすかさず、Don't cry, baby, please. と挟むこともいつもどおり。
ありがたいことに、私は毎日、彼を感じながら生きている。
晴れたら晴れたで、雨なら雨で。
何かを見つけたとき、感じたとき、最初に伝えたいBBを想いながら。
彼がいつも感謝を捧げる神様に、私もいろいろ感謝しながら。
Nkem BB, Afulu m gi na anya.