はじめての記事になります〜!
今回は、最近全ルート攻略を完了した、ソラユメについて感想を書こうと思います!
ネタバレを含むので、注意してください。
 
泣ける乙女ゲームとして有名なので、ずっと前からプレイしたいと思っていたのですが、
かなり後回しになってしまっていました^^;
その分期待値は高く、泣く気満々でプレイし始めました。
 
 
 
まず、ソラユメのあらすじについて前置きしておきます。
 
主人公は骨董品屋の一人娘で美穂呂町に生まれ育った高校2年生の女の子。
夏休み中に両親が旅行に出かけ、留守番しているときに家の蔵の中で指輪"クリソベリル"を偶然見つけます。
 
主人公がその指輪をはめると、指輪に封印されていた悪魔の男、ルーエンが現れます。
ルーエンは、主人公の軽いお願い事を叶えたかわりに、もう一つの指輪、"ヘリオトロープ"探しを手伝えと要求してきます。
 
その"ヘリオトロープ"とは、一旦はめればどんなに抗っても持ち主は簡単に理性を失い、狂人化する恐ろしい指輪。
主人公は指輪探しを手伝うことになり、悪魔であるルーエンと一緒に生活しながらヘリオトロープを探すことになる…というところから始まります。
 
ホラー要素、ミステリー要素満載でちょっと特殊な乙女ゲームでした。
TAKUYOならでは、という感じ。
 
攻略キャラは、
悪魔であるルーエン=エグランティーン、
同級生の山瀬勇人、水窪一真、先輩の餘部透、従兄の御剣暁、
謎の転校生の朝峰凉志   の6人。
 
山瀬→水窪→餘部→ルーエン→御剣→朝峰
の順に攻略しました。ちょっと順番失敗したなぁという感じです(^o^;)
 
水窪→山瀬→ルーエン→御剣→餘部→朝峰 
この順番が個人的におすすめです。
 
 
攻略順に感想を書いていきます爆  笑
 
 
まず山瀬勇人くん!正直、最初にプレイしてから時間がたっていて記憶が飛んでいます。
 
第1印象は、銀魂の新八でした。
声優が阪口大助さんで、結構ツッコミを入れたりするキャラなので
萌えるか心配でしたが・・・・・その心配はすぐ消えました^^
 
山瀬くんは主人公ちゃんの幼馴染で、
幼いころ2人で結婚の約束をしたことを覚えているくらい、
ずっと主人公ちゃんに思いを寄せています。
少女漫画には必ずいるようなキャラなんですが、
周りをよく見て気遣いのできる本当にいい子です。
主人公ちゃんは少しずつ自分が山瀬くんに好意をもっていることに気づき始め、
両想いになるのですが・・・・・
 
山瀬くんの家系に大きな秘密があり、それを知った山瀬くんが
主人公ちゃんと距離を置こうとします。
山瀬くんは自分の想いよりも、主人公ちゃんにとっての幸せを第一に考えるわけです。
そして山瀬ルートはやっぱり終盤のシーンが印象に強く残っています。
自分の血が特殊で邪悪なものを追い払う力をもっていることから、
一人でヘリオトロープに立ち向かおうとします。
本人は死ぬ覚悟で(>_<)
最初から最後まで、山瀬くんいい男すぎる・・・・と思いました。
個人的にはルートの中で2番目に好きです。
 
 
 
次に水窪一真くん。さらっといきます。
正直に言うと印象がかなり薄いストーリーでした。
萌えたシーンや感動したシーンはなかったかもしれない(・・;)
 
主人公ちゃんの鈍さにイライラしてしまうルートになってしまいました。
親友の鈴菜は水窪くんのことがずっと好きなのですが、
それに気づかず、主人公ちゃんは水窪くんに思いを寄せてしまいます。
水窪くんも鈴菜の想いには全く気づいておらず、
鈴菜がいる場面でも2人はイチャイチャしちゃうんですよね・・・・
 
山瀬くんは鈴菜が水窪に想いを寄せていることに勘付いています。
山瀬もショックを受けているはずなのですが、
鈴菜のことを気づかっているシーンもあり、やっぱり山瀬くんいい男です。
そして結局、鈴菜が闇落ちします(^o^;)
 
水窪くん、どのタイミングで主人公ちゃんを好きになったんだろう。
いきなり強引になって、ちょっとついていけませんでした。
 
 
 
 
次に餘部透くん。個人的に一番ストーリーが良かった!
キャラ的にも1番好きかもしれないです。
赤髪でcv日野聡さんってだけでかなり贔屓目に見てしまうのですが。
 
餘部くん、主人公よりも1つ上の先輩で同じ高校に通っているのですが、
授業に出ていなかったり、一人しか部員のいない天文部に所属していたり、
部員一人なのに大きな望遠鏡がある天文部の部室があったり・・・・
 
謎がありすぎるんです。ほかのルートでも主人公ちゃんの前に突然現れては
意味深なことを言って消えちゃう。何者なんだろう、と最初から興味深い存在でした。
 
そして彼の正体は、美穂呂町の土地神様。
さすがに驚きました。w
彼は土地神として、美穂呂町の歴史ある神社で、お祈りに来た人々の願い事を聞いてきました。しかし、叶えることはできず、ただただ願いを聞くことしかできません。
彼は美穂呂で人々、景色、時代が移り変わっていくのをずっと見てきました。
時代が進むにつれて、神社にお参りに来る人はどんどん減っていきます。
 
お祭りや年始など、特別な行事にしかお参りに来る人がいなくなってしまった現代、
主人公ちゃんは幼いころから神社に通い、お参りしていました。
その姿を見ているうちに、主人公ちゃんに興味を持つようになり、いつの間にか恋心を抱いてしまいます。
 
そして指輪を拾ったことによって主人公ちゃんの未来が危険にさらされることを知った彼は、
人の願いを叶えたり、未来を変えるために行動したりしてはいけないのに
そのルールを破り、餘部透として主人公ちゃんの前に現れます。
だから彼は他のキャラのルートでも主人公ちゃんに意味深なことを言って
一生懸命気を引こうとするわけですね。
 
印象に残っているのは、最後の重要な選択を迫られるシーン。
餘部先輩はヘリオトロープに侵食され、自我を失いそうになります。
自我を保っているうちに消えたいという思いから、
自分に剣を突き刺して殺すように主人公ちゃんにお願いするんです。
 
このシーンはソラユメの中で個人的に一番泣けました。
突き刺すことで餘部先輩は消えてしまうし、突き刺さなければ餘部先輩は自我を失う。
そのまえに、神様と人間である主人公ちゃんが結ばれることは絶対にありえない、
ということなんです・・・・悲しすぎる。
もちろんHappy Endはありますので、安心はしたんですが。
少々都合がよすぎるHappy End でした。w
 
 
 
ここまでかなり長くなってしまったので、後3人はまた後々書くことにします照れ