現在、和訳が終わっているカードは、DUKE、DOMAIN、STARTER、CITIZENで、MONSTERが半分くらいまでという進捗状況です。少し慣れてきましたが、ボードゲームの和訳っていうのはノリと勢いが必要なのかもなあと思って進めとります。

 

DUKEカードの次にDOMAINカードに手を付けましたが結果からすると、これが一番手間のかかるカード類でした。

 

■アイコン問題

 

最初に和訳したカードがこれ。「Gargan's Embrace」で日本語にすると『ガルガンの抱擁』。英語を消して日本語の文字列を入れ込む時に「あれ?どうしたらいいんだろ?」となりました。以下のカードをご覧下さい。

 

日本語を消した結果がこれなですが。。。

分かりますかね。「During any Roll Phase」を和訳すると『誰のロールファイズでも』かな。そのあとです。

この勝利点1のアイコンの位置は変えない。かつ最後のダイスがイコールで結ばれている絵(ゾロ目の意味)も位置を変えない。

この配置で日本語を埋めようとするのは無理ゲーという結論になりました。

 

和訳はどうこねくり回しても『誰のロールフェイズでも(ゾロ目)が出たら(勝利点1)を得る』という感じのテキストになるんですが、アイコンがこの配置のままだとどうやっても、ダイスよりも勝利点1のほうが前にあって日本語で表現できない。

 

つーことはつまり、アイコンも消して自前で用意したアイコンと入れ替えんといけんってことです。でも、どうやってアイコンなんて自前で用意すんのかな。

 

アイコンの部分だけ切り取るとかどうやるんだろ。多少、力技になるけど勢い大事。

 

Excelを起動して、挿入 ⇒ 図形 ⇒ 曲線。そんでもって「頂点の編集」!

 

そこに星とか、三角とかの図形を重ねてグループ化したらイッチョアガリッ!

 

おっと!数字がねえ!でも、このアイコンの数字の形のフォントなんて見つからねえ!仕方ねえ!またしても曲線からの「頂点の編集」!

 

そんでもって、全部まとめてグループ化だ!

 

初回ということもあって、制作時間約3時間・・・。アイコンさんっぱねえ・・・。

 

ちな、これサイコロ。オーマイガー。

 

そして、これらを合成して出来上がったのがこれ。

 

制作時間は覚えてないんですが、この後も数枚のアイコンをExcelで頑張った後にこんなに時間がかかるなら、和訳やめようかなと思ったことは覚えている。

 

諦め半分でペイントソフトに何か役に立つ機能があるんじゃないかかといじってたらあるじゃん。

色の境界を自動判別して、切り取りが出来る機能がさあ。最初から言ってくれよな、そういうのは。

 

コイツを駆使して、24枚やりきりました。これはこれで、きれいに切り取ろうとすると時間はかかるんですが、

Excelでアイコン作るよりは時間短縮になるんで、以降はこの機能を使いました。

 

■和訳と絵が合わない

 

下のカードですが、「Palace」というのは日本語だと『パレス』すなわち『宮殿』です。でも、絵はどうみても『城』じゃないですか、調べてみると「Palace」は豪華な建物で軍事的な機能を持ち合わせていないものをいうみたいなんですよね。つまり、城の形をしていても軍事的な機能を持ち合わせていなければ『パレス』なのかな。どうしたもんかと迷って結局、下のカードは『城』と訳したんですよね。という感じで、和訳と絵が合わない問題も多発しました。

 

これに関しては、「遊ぶ時に違和感ないように」ということを優先すると「正しい和訳」ではなくなるのかもしれませんが、ノリと絵で決めていくのが正解なのかもと思うようになりました。

 

DOMAINカードの後に和訳した STARTER、CITIZEN、MONSTERはサクサク進んで、最も早いものだと1枚5分とかで終わってます。何だか山場は越えた気がします。あとは印刷をどうすっかだな。