父が亡くなって、二年。
父が亡くなって半年後、
毒母は、私に相談もなく、家を売り、
父の遺産と家の売却金を持って
他県へ引っ越してしまった。
そんな私の実家は、
現在は、不動産会社の手に渡り、
賃貸に出されていた。
父が在宅医療を受けて、1年後、
自宅で亡くなりました。
四十九日の1週間前の抱擁の日。
毒母に、「足りない娘、あんたなんか産まなきゃよかった」と罵詈雑言を吐かれ、
もう無理だと絶縁した。
でも、売られた元実家にもう一度、
入ってみたかった。
父、母、祖母がいて、
息子も娘もよく遊びに行っていた元実家。
内見を申し込み、
中に入った。
一階は見事にリフォームされて、
ピカピカ。
2階は、天井や壁紙、畳は綺麗に変えられていたけれど、
間取りはそのまま。
涙がでました。
在りし日の思い出。
もしかして、貸主は母のままではと
淡い期待を抱いていましたが、
綺麗さっぱり、不動産会社に売られてました。
私の娘は精神障害2級。
毒母の妨害のせいで、持ち家はなく
賃貸アパート暮らしです。
元実家が、将来、遺産として貰えていれば、
娘の終の住処になったのにね。
ても、2年ぶりに、
元実家に入れました。
不動産会社の人には、事情を話し、
謝罪しました。
「とにかく、一度でいいから、元実家に上がってみたかったんです.ごめんなさい、お時間とらせてしまつて」と。
なんとも言えないお顔なスタッフさんでした。
![](https://ssl-stat.amebame.com/pub/content/9477400408/amebapick/item/picktag_autoAd_301.png)