みなさ〜ん、こんにちは
いかがお過ごしでしょうか
あるくっくの先週はかなり充実した実りのある1週間でした
3月4日月曜日。
あるくっく44歳のバースデー
別に何もなくこの年になったら、めでたくもない…なんて言う方もいるけど、私にとってはいくつになってもやっぱり特別な記念日だな
まずはお母さん、
私を産んでくれてありがとう
と言いたい。
実際は恥ずかしくて感謝の気持ちを面と向かっては言えなかったけど、この日はたまたま2人とも仕事がお休みで母と美味しいケーキを食べ誕生日会をしたよ
たくさんの知り合いやお友達からメッセージやDMをいただき…44歳、幸せです
この場を借りて、ありがとう〜みんな
そして誕生日に。
あるくっくのを母にカミングアウト。
昨年7月の自立支援医療更新の手続きから10月に手元に届くまではもちろん、今日の今日までヒヤヒヤしながら隠していた、事実。
通称【魔法の手帳】
そう、正式には【精神保健福祉手帳】。
思い出すなぁ…7月の暑い時期に手帳申請に使う証明写真を撮りに行ったあの日のこと。
「あんた、キレイに化粧してどこ行くん?」
「うん、ちょっと証明写真撮りに駅まで。」
「え!?証明写真なんて何に使うん?」
「いや…ちょっと…今年は自立支援の更新でいるみたいでさ」
「ふーん」
ってな具合で程よくウソをついてた
10月に取得してからは、仲の良い友達には何人かには打ち明けたりもしたが、肝心な母にはずっと隠していた。
手帳を使って、映画を観に行ったり、ミュージアムに行ったりを何度か経験していて…でも母には言えなかった
まず、あるくっく自身が手帳を持つことを受け入れて、また障害者であることを認められたことを受け止めるまでには時間が必要であった
ってよりも、母がどこまでADHDであるわが子あるくっくを受け入れてくれるのか、疑心暗鬼であったから打ち明ける何かきっかけが欲しかったのだ。母を傷付けてはいけないと言う気持ちも大きかった。
きっかけは突然やって来た
「名古屋行く近鉄の乗車券、金券ショップで1950円が1番安かったわ。明日2人分買ってくるわな。」
と夜、母が。
「へー、そうなんや。じゃ、お願いしよっかな」
一晩寝て
3月5日木曜日。
昼間はあるくっくは仕事だったので、LINEで母に
「やっぱりあるくっくの分の近鉄の乗車券は買わないで」とだけ送信しておいた。
今、このタイミングしかない
あるくっくは手帳割引で1440円の切符を買って帰った。
22:00頃帰るや否や
「ねぇ、何で近鉄の切符要らんのん?」って母が聞いてきた。
「いや…実はあるくっく、今日1440円で買ってん。」
「え?どうして1440円?安いやん!」
「うん、そうなんよ手帳使って半額で買えてん。」
「ん?何の手帳?」
「障害者手帳。使える制度とかサービスは使って生きてこ〜って思ってさ。」
「ほー」
こんな具合に母にカミングアウトしました
3月6日金曜日。
この日も昼間は仕事だった。
昨日サラッと母に手帳のこと打ち明けることになって、でもなんかモヤモヤしてて
「昨日はいきなり手帳所持話して、ごめんねー🙏
自分の中での葛藤もあり、なかなか言う機会がなくってさ。ま、手帳を持っていようが持っていまいが、あるくっくはあるくっくのままやから、これからもよろしくね❤️」って昼休憩中に母へLINE。
すると、
「大丈夫よ、上手く利用すればいい。今までと変わらん、痩せて欲しいけどー。」って返ってきた
母は優しかった、そして強かった
続く…