わたしが子どもの頃、いまのような仕事をしているとは全く想像もしていませんでした。
子どもの頃...、というより、10年前でも、完全に想定外です。
みちくさアートラボのハンドメイドのワークショップに訪れる方々とお話をしていると、
「子どものころから何かを作ることが好きで」という方々によく出会います。
訪れる人の多くは、「作ること」「手芸」「工作」なんかが好きな方なんです。
もちろん、今まで全く関心がなかったけれど、時々突然変異のように?「急に興味をもって」という方もいらっしゃいます。
わたしはどちらかというと、後者タイプです。
子どもの頃から、わたしは手芸や工作はあまり好きではありませんでした。
手先が器用ではないので、そういったことは「苦手」で避けてきた道でもあります。
大人になっても、手を動かしてモノを作ることへの苦手意識はずっと続きます。
そんなわたしが、いまでは「ハンドメイド」に関わる仕事についているとは、まったくの想定外で、自分でも驚きです(笑)
わたしが作ることに関わることになったのは、「パソコン」の力です。
手で作ることは苦手でも、「パソコンの中で」作ることは、苦手意識のないフラットな状態だったので、すぐに慣れることができました。
手作業と違って、「早い」「自動でできる」「失敗しても前の状態に戻せる」というのは、わたしにとってとても便利で革命的なことでした。
そんなこんなで、パソコンで作っているものを実際に手に取れる「モノ」に変えて行く、という流れで、自然とハンドメイドの世界へ足を踏み入れることになりました。
パソコンがなかったら、絶対に「ハンドメイド業界」には近づいていなかっただろうな〜と思います(笑)
そして、実際に手を動かして作ってみると、確かにいまでも手先は器用ではありませんが、たくさんやると「ある程度慣れる」ということが分かりました。
だから、だんだんと、「苦手意識」は少なくなっていき、いまでは、「まぁやればなんとかできるんだな」ということを実感しています。
みちくさアートラボの講座メニューが、「カンタン」に工夫されているのは、(縫わない、すぐ出来る、など)わたしの「苦手意識」がもたらしたものであります。
さて、そんな風にハンドメイドを仕事にするようになって7年が過ぎ、わたしの7歳の娘は、「大人になったらママのお店で働く」というようになりました。
娘は、手づくりはそこそこ好きなようですが、客観的に見るとすごく好き...というわけでもないような...?まだまだ未来はわからない、という感じですね。
ちょっと前は、全く違うことを言っていましたし、まぁ7歳とはそいうものです。
でももしも、こんなお店をやりたいな、と思っても、わたしの作ったみちくさアートラボを娘に譲ることはありません。
みちくさアートラボは、わたしがひとりで作ったわけはありませんし、わたしひとりのものでもありませんので、このお店に関わった人々(働いている人、これまでに協力してくれた人など)で欲しい人が居たら譲ろうと思っています。
娘には、まぁやりたいなら自分で作ってもらいます。(もちろんアドバイスはします)
...なんてことを、妄想しても、わたしがわたしの未来を想像できなかったように、まだまだ7歳の娘の可能性は無限大です。
本題の、わたしが子どもの頃、やりたかった仕事、憧れていた職業は、「お医者さん」です。
小学生だったかな〜、忘れちゃいましたけど、自分のやりたい仕事の「職業研究」のような授業があって、それぞれ自分のやりたい職業について調べることがあったのですが、そのときにわたしは「医者」を選び、小児科の先生にインタビューに行ったことがあります。
内容は詳しくは覚えていないのですが、確か「すごく勉強しなきゃならない」「大変だしおすすめじゃないよ〜」というようなことを言われた気がします(笑)
なぜ医者に憧れていたかというと、
ひとつは、子どもの頃の火傷をお医者さんが治してくれたことです。
あっという間に治る様子を見て、単純に「すごい!」と感動しました。
赤く爛れた皮膚はがれ、新しい皮膚が生まれてくる様子に驚きました。
ふたつめは、「ブラックジャック」です。
わたしはこの漫画が大好きで、子どもの頃から天才外科医に憧れていたのです...(笑)
わたしのヒーローでした。
人の身体に興味があったので、理科の人体の仕組みの図鑑をいつでも眺めていましたし、解剖実験なども好きでした。
そして、もう少し年が過ぎた頃に、渡辺淳一の小説にハマった時期があります。
医学部時代から作家に転向するまでの心理描写が描かれた「白夜」という小説が好きでした。
5冊に渡る大作です。
それから、「雲の階段」という小説は、ある島のたったひとつの診療所で事務として働いていた人、手術の手伝いをするうちに、医学知識を身に付け、たったひとりの先生が倒れたときに「医者の代わり」になってしまう...というものです。
これは、ドラマ化もされています。
自分がやらなければ、命を救えない極限状態で、どういった選択をすることが正しいのか考えさせられるお話です。
そんな「漫画」や「小説」を読んで、「人の命を救う」という仕事に憧れていたのです。
それはほんの子どもの頃の思い出で、もちろん医学への道は進みませんでした。
(不器用だったら天才外科医は無理ですね...)
まぁ、もう一度別の人生を生きれるなら、医療に関わる仕事を選びたいと思います。
大人になったいま、わたしは、たんなる「医療漫画(ドラマ)好き」です。
でもやはり、「人を救う仕事」がしたいです。
小さくても、誰かの手助けになる仕事をしながら、いま身を置いているハンドメイド業界に訪れる人々のために力を尽くしたいです。
人の手助けをすることの方が、わたしの出来ることを広げてくれます。
わたしが、自分のできることで、どんなふうにシフトチェンジしていったかは、【10/7金】ワークショップのはじめかた講座もお話しています。
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