歌舞伎・文楽で何度も観てきた演目
「義経千本桜」
タイトルがちょっと違う
いったいどんな作品なんだろう・・
妙に気になって
大和郡山城ホールで催された
「郡山千本桜」を鑑賞
早く着いたので
鑑賞前に郡山城ホール内にある 大河ドラマ館へ
土曜日でしたが 並ぶことなく入場
JAF割引が使えます
ドラマで小一郎着用の 凝った衣装
ただのシックな色ではない 奥行き感じる風雅
利休茶染め紅消鼠地染ですって
「紅消し鼠」
紅花で染めた鮮やかな赤色の上に
さらに黒を重ねて渋くくすませた
暗い灰味の赤紫色
染め上げられたのは 牡丹の蕾柄
細かなところにまで 細心の準備ですね
さすが大河ドラマの衣装だなぁ
同じ館内の大ホール
20分前に着席 前から4列目
大納言塚を思わせる美術の背後に
楽器のシルエット
開演5分前頃 演奏者が現れ音出し
そのまんまの流れでストーリーへ
この入り方も素敵
演者は市民劇団「古事語り部座」
指導はカムカムミニキーナ主宰の 松村武さん
なぜ この舞台に注目したか
松村武さんが創作する世界観
脚本・演出です
きっかけは 3月に観た小さな劇
たった4人で 舞台装置・照明ナシ
演奏もない
四方から観客が観る「しめんげき」
テーマは「元の木阿弥」
戦国時代のことわざ
筒井順昭・順慶のお話が題材
近鉄学園前駅徒歩1分 商業ビルの2階
こんな小さなスペースが会場?と半信半疑で入場
そこにあったのは
正方形のいたってシンプルな平面のステージ
四方に観客席 どう観ればいいの?
いったい何が起こるの?
ワクワクが止まりませんでした
たったこれだけの 鳴物たちで
たった4人で 何役も 場面展開も
演じられたとは思えない マジックみたいに
スピード感 躍動感あふれる
武将の歴史ストーリー
その脚本力 演出力に 呆然とするほど
心を掴まれたのでした
久々のドキドキ もうこれは恋ですね
鑑賞中 おどろいたのは 迎え側に
俳優の 八嶋智人さん
こんな小さな舞台をなぜ?と調べたら
カムカムミニキーナ所属とある
今回は出演されなかったけれど
笑顔で見守っておられました
メディアでご活躍中なのに・・地域へ向ける
その熱量 演者としての芯を掴まれた感
劇団に注目したくなった理由の
ひとつでした
カムカムミニキーナ団員さんの
ミニマルの極地「しめんげき」に
ノックアウト受けたばかりなのに
またまた 市民劇団のパフォーマンスに
別の変化球で やられました
それにしても
秀長ストーリーに静御前を
面白く絡ませて 奈良の名物 歴史を
巧みに絡ませながらの展開
講談・ミュージカル・吉本新喜劇を
ミキサーにかけて完成した
唯一無二の また味わいたくなる
エスニックジュースみたい
生の演奏を担う サキタハヂメさん
山下憲治さん えぐちひろしさん 池田安友子さんらが演目をさらにスパイシーに
松村武さんの 磁場のような
吸引力の凄まじさを 感じたのでした
終演時 とっくにお腹空く時間なのに
脳が ドーパミンで 満たされたのかな
もうお腹いっぱい
あれっ? このカラスさん
つい先日 三重県立美術館で観たカラスと
同じ作風
三重県立美術館内の 柳原義達さんの作品
彫刻の巨匠の作品が
さり気なく 郡山城ホールの内と外にも
郡山駅も お迎えモード
イイ刺激を栄養に 5月19日火曜日
川西市での講演 頑張りたいです❣️












