ACT(アーツカウンシル高松)の令和4年度総会が7月24日午前11時から高松市丸亀町のACT事務所で開かれました。総会では提案された5つの議案全てを原案通りに可決し、総会時に開かれた第1回理事会で明石安哲理事長、小野修一副理事長の再任を決めました。総会には28人(うち委任状15人、会員数35人)が出席しました。

 新年度は従来からの3つのプロジェクト、合唱団育成、子供のための演劇教室、菊池寛朗読プロジェクト、の維持と発展を目指しながら、新しい試みとして新事務所を使った朗読セミナーの開催やセミナー生による朗読発表会の企画が紹介され、注目を集めました。このほかにも新事務所の立地を生かした各種の企画が議論されたことが報告されましたが、現在のコロナ感染拡大の状況を憂慮して、新年度企画には盛り込まれませんでした。

 またコロナの影響で各種の会合や委員会が開催できなかった結果、会費徴収が2年連続で平常年の50%しか進まなかったために財政状況が極端に悪化し、さらに水道料金や法人税などが経済的に大きな負担となっていることが報告されました。理事会からはさらなる経費削減を進める決意が述べられました。

 昨年の令和3年度総会はコロナの出席抑制をお願いしたこともあって大変に静かな総会でしたが、今年度は参加者倍増のにぎやかな雰囲気の中で久方ぶりの文化談義に花が咲き、会場のあちらこちらで談笑の輪が広がる風景に、多くの理事が安堵の表情を浮かべていました。会員各位の皆さんの今後のご健勝を祈るばかりです。

 総会で議決された議案書はfacebookの「アーツカウンシル高松メンバールーム」に近日中にアップします。会員または登録済みの交流メンバーの方は自由にダウンロードしてお目通しください。

 なお新年度の会費納入を改めてお願いしております。未納の方は年会費5000円を下記口座に納入してください。今年度もよろしくご支援ください。(明石記)

 

<口座名義>特定非営利活動法人 高松芸術文化市民協議会理事長 明石安哲

            百十四銀行田町支店 普通 0835324