コミュニティカフェ「階 Kizahashi39」<発達障害の方とご家族への支援>
こんにちは、アートワークセラピストReikoです。先日、目黒区にあるコミュニティカフェ「階 Kizahashi39」へ訪れてきました。私が、アートセラピーを担当していた「就労支援事業所」でこちらのカフェリーフレットを見つけたのがご縁でした。このカフェは、発達障害や他の障害をお持ちの方のご家族による、家族と子ども達(ご本人)のための会(リーフレットより抜粋)である「樹になる会ときざはし」が母体になっています。当事者の年齢に応じて・樹になる会(幼児〜大学生)・きざはし(成人期以降)と分かれており、座談会、学習会、講演会、進路進学相談会、趣味の会の他に、カフェやセミナーなどを活動内容とされています。伺ってみると、一見、おしゃれな雰囲気の普通のカフェ。(それもそのはず、一般店舗をお昼間だけ借りているそうです)そして、美味しいメニュー。ボランティアの方々の手作りのクッキー、お手製の福神漬けなど、体に優しいものばかり。数日前まで、口にくわえた筆で絵を描くアーティストの作品展示をされていたとか。見たかったな。カフェスタッフは、家族会の方々がボランティアで勤めておられます。お伺いすると、「福祉施設の中でコミュニティカフェをするよりもこうしたオープンな形の方が、どなたにも来ていただきやすい。」という思いで運営されているそうです。近所の人が集うカフェにもなるし、ご本人の居場所にもなるし、ご家族が社会福祉士や精神保管福祉士へ相談もできる。訪れる人に合わせて、いくつものレイヤーを持つ、その人に寄り添った柔軟な場作りが伝わってきました。外側(行政や研究)が押し付ける仕組みじゃなく、内側(現場やご本人)から興る動きは、とてもやさしい。「自分が一番辛かった時、困った時にこういう助けが欲しかった」という実体験があるからこそ、なによりも必要な形を分かっている。なにより求めるものを知っている。例えば、こうして「レイヤー」を用意すること。何らかのヘルプを求める人が、ファーストアクションを起こす時には、オープンで気軽にコンタクトできる場が、助けになる「精神的なバランスを崩した同僚への対応…どこに相談すればいいか分からない」「娘の不登校、どうすれば…福祉・医療施設の相談機関は敷居が高い」「家族のことで誰かの手助けが欲しい…気軽に聞ける専門家はいないか…」という相談は、私にもしょっちゅう寄せられます。実際、私が地域ケアとして行っている月に一度のオープンなアートワークショップでは、参加者にお話を伺ってみると、こうした隠れたヘルプを持った方々が多いのです。さて、コミュニティカフェ「階 Kizahashi39」に話を戻して。この日は、私がうっかりカフェクローズ間際に伺ってしまったため、また改めて、ゆっくりお話をしに再訪しようと思います。(※このブログの全ての文章・写真の無断転載はご遠慮ください。)___________________________________________目的や場面に合わせたセッションを提供しています。どうぞコメント欄よりご連絡ください。メニューの一例です→パーソナルセッション(1時間・マンツーマン)※画材費込1回単発 ¥10,8003回コース ¥29,1605回コース¥43,200<こんな方におすすめ>● 葛藤や問題解決のヒントを見つけたい● 対人関係の悩み、ソーシャルスキルを高めたい● ストレスを発散、軽減したい● 自分を好きになりたい、自分の事をもっと知りたい● ビジョンを明確にし、夢実現のための気づきを得たい⚫︎アートセラピーにEMDRを取り入れたトラウマ&PTSDケアアートセラピーのミニ講習&ミニ体験(2時間(5人までグループ可))※画材費、出張費別途¥16,200<こんな方におすすめ>●まずはアートセラピーについて知りたい●仲間と楽しくアートして、学びも得たい●パーソナルセッションの前にどんなものか体験してみたい