【ソムリエ試験】ハンガリーワインの出題ポイントとは？

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今回はハンガリーワインについて解説をしていきたいと思います。

ハンガリーには２２のワイン産地があり、東北部のトカイ地方ではハンガリーで最も有名なワイン
「トカイ・アスーエッセンシア」が産出されています。

トカイ・アスーエッセンシアは、フランスのソーテールヌ、ドイツのトロッケンベーレンアウスレーゼとともに世界三大貴腐ワインのひとつとして称されています。

このトカイ・アスーエッセンシアの

アスーとは “ 糖蜜のような ” “ シロップのような ”

といった意味で、貴腐菌の付着したぶどうの粒を選別して造るワインを指しています。

また、ここでは合わせて、

サモロドニ＝自然のままに

サーラズ＝辛口

エーデシュ＝甘口

以上の用語の意味もおさえておきましょう。

そして、ワイン用に選別されたぶどうは、

プットニュと呼ばれる背負い桶（おけ）で醸造所に運ばれ、

ワインを醸造中の樽の中に「何倍分の桶のぶどうを加えたか」によって甘みの度合いが増していきます。

通常は３杯から６杯分が加えられ、その場合は、
それぞれ３プットニョス、６プットニョスと呼ばれ、ラベルにもその旨が記載されます。

なお、トカイワインの最低残糖分は、

アスー 120g / ℓ 以上
エッセンシア 450g / ℓ 以上 ※貴腐ブドウ 100%

以上となります。

ここまで、ざっと解説をしてきましたが、
ハンガリーワインのポイントをまとめます。

・アスーとは “ 糖蜜のような ” “ シロップのような ” という意味

・サモロドニとは “ 自然のままに ” という意味

・プットニュは背負い桶（おけ）という意味

・トカイワインの最低残糖分は、
　アスー 120g / ℓ 以上　
　エッセンシア 450g / ℓ 以上 ※貴腐ブドウ 100%

ハンガリーワインついては、以上の４つのポイントを
しっかりおさえていただければと思います

本日はここまで～