【ソムリエ試験】ポルトガルのポートワインの出題ポイントとは？

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さて、今回はポルトガルのポートワインについてです。

ポルトガルを代表する酒精強化ワインがポートです。

酒精強化ワインとは、ワインが造らる過程で、ブランデーまたはアルコールを添加して、ワイン全体のアルコール分を高めたワインで、フォーティーファイドワインとも呼ばれています。

ポートワインを造る過程で、
発酵を止める際に添加するブランデーのアルコール度数は77%と決められています。

このポートワインに関する問題は、
２０１２年以降、毎年１問出題されています

毎年ですっ

ですので、今回のポイントもしっかりおさえていってくださいね

それではいきます

ポートワインの２つのスタイル

黒ぶどうから造られるポートワインは
ルビースタイルとトゥニースタイルの２つに大別されます。

ルビースタイルとは、樽熟成を控えた若いタイプのもので、
ワインの色が宝石のルビー色をしていることからルビー（Ruby）と呼ばれています。

一方、トゥニースタイルとは、
異なる樽熟成期間のワインをブレンドしたもの。
樽熟成などで酸化が進むことでワインが黄褐色に変わったことから、
トゥニー（Tawny ＝黄褐色）と呼ばれています。

ルビースタイルのポイント

ルビースタイルのポイントは２つです。

スペシャルタイプと呼ばれる、

レイトボトルドヴィンテージポート

と

ヴィンテージポート

以上の２つで、一次試験では、
この２つを問う問題がよく出題されます。

それぞれのポイントは、

▼レイトボトルドヴィンテージポート

ラベルに収穫年と瓶詰め年の表示が必要