バランス感覚 | 雷人の部屋〜催眠・メンタリズムから見る潜在意識の世界

雷人の部屋〜催眠・メンタリズムから見る潜在意識の世界

メンタリストが語るココロとカラダ、ときどきタマシイの話。



人前でパフォーマンスすることにせよ、他人様に対してセラピーすることにせよ、一番大事なことは何か?と聞かれたら、それはバランス感覚だ、と答えるでしょう。



どんな薬も飲みすぎると身体に毒になるし、劇薬であっても適切な量を処方すれば、有効な薬として機能する。


ウナギが好きだと言っても、毎日3食ウナギを食べていたら、いつかウナギを見るのも嫌になるでしょう。



自分軸って言葉がありますよね。

これがないと他人に振り回されてしまう、ってやつです。

自分軸がない、って思い込んでる人は、他人に影響されて自分をしっかりさせなきゃ、自分を愛さなきゃ、って思っている人が多い。


まあ、それも一つの方法なのかもしれませんが。


どちらかと言うと、こういう人って自分のことでいっぱいいっぱいなのですよ。


要は「自分が他人にどう思われているか」ってことで頭がいっぱい。

他人に対する意識が少ないから、自分の立ち位置がわからなくなって「自分軸がない」って思ってしまうのです。



「いや、私は他人に気を遣っている。気を遣いすぎるからこそ、自分軸がないのだ」


って思う人もいるかもしれません。

でも、その根本にあるのって「他人によく思われたい、嫌われたくない」ってことじゃないんですか?


自意識が過剰なんですよ。


その人は自分に気持ちが向いてないから、自分軸がない、って思っているけど、実際は自分に気持ちが向き過ぎているから、フラフラ軸が定まらない。


個人セッションでも、そういう人が良くなって行くときって、本当の意味で自分よりも他人に気持ちが向くようになったとき。


もっとわかりやすく言うと、周囲に感謝できるようになったとかです。


この状態になれば、自然に良くなっていくし、本当の意味での自信も身につくし、結果として自分軸ってものも見つかるようになる。


そかに持っていくために、手を替え品を替え、その人を誘導しているのですが。


もちろん、本当に他人ばかり気にしていて自分のことをおざなりにしている人は、自分に気持ちをどんどん向けなきゃいけませんけどね。


うまくいかないときは、どちらかにバランスが傾いている。

それを調整してやるだけいい。



パフォーマンスでも、パフォーマーが自己満足でやっていたら、お客さんはつまらない。


でもお客さんへのウケばかりを気にしていたら、やっている方はつまらないし、全体としてパフォーマンスは味気ないものになる。


丁度いい塩梅のポイントがある。

そこにハマれば、最高のパフォーマンスが出来る。



学生時代に先輩に言われたこと。


「マジックをやるのは、セックスと一緒だ。自分だけが気持ち良くても、相手だけが気持ち良くてもダメ。両方が気持ち良くなければ」


何事にも通じる名言だと思います。



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7/10(日)開催




★ 雷人の個人セッション ★

マインド・ナビゲーションの個人セッションでは、催眠や洗脳・マインドコントロールの手法を使って、潜在意識に直接働きかけ、無意識にやってしまうことをストップさせたり、やりたいと思っていてもやれなかったことをできるよう、あなたの心をナビゲートします。

 

現在は4つの形式のセッションをご提供しています。

 

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