日本哭檄節

日本哭檄節

サミュエル・ウルマンの『青春』の一節、
≪ 希望ある限り若く、失望と共に老い朽ちる。≫
こそ、人生の糧(よすが)か・・・!
既に古希寸前に達した今こそ、この言葉に励まされながら、さあ、もうひと踏ん張りしてみるか・・・(笑)

 唐突な話で恐縮だが、このジジイが暮らす『宮崎県都城市』は、総務省が鳴り物入りで謳い導入した

『ふるさと納税・・・』(=正式名称:寄附金税額控除制度[地方公共団体への寄附])

で、昨年、一昨年と

『全国四位&一位・・・』

に君臨する超優等生自治体として識られて居り、その収納(=寄付)額は、令和5年度(=No.1)が『193億8,400万円』で、四位に落ちた翌6年度でも『176億9,200万円』と云う、他の財政難に喘ぐ地方自治体から視れば、

『涎を垂らしたく為る超裕福自治体・・・』

で有るらしい・・・?!

 

 尤も・・・、この額から『返礼品代』と、『諸々の経費(=広告費&事務経費等)』が約半分ほど支出されるから、実際に遣える金額はこの半分ほどらしいが、それでも、他の自治体に比べれば約100億円近い『余得金』が毎年入って来るのだから、これは美味しい・・・(笑)

 

 ジジイ等、地元に暮らすモノたちからすれば、

『何がそんなに人気が有るの・・・?!』

とずっと頭を捻って居るのだが、その返礼品の主力は、

『農畜産物(=牛肉・豚・鶏)と焼酎・・・!』

の二本が主で、他に、同じ農産物でも、『マンゴー・野菜など』や『加工食品(ハム・ソーセージ等)、或いは、『蜂蜜・菓子類・工芸品』と云ったモノが補完して居るらしいが、兎に角、

『喰いモノと呑みモノ・・・』

で稼いで居ると云うから、地元で観飽きて居るモノには、

『何で、こんなモノが・・・?!』

と想うのだが、世間から視たら、余程『お得感』が有るのだろうなあ・・・?!

 

 否々、世の中、判らんモノだわな・・・!

 

 

 

 

(City-Miyakonojoの返礼品・Best 4 画像は、同市公式サイトより拝借)

 

 まあ、一番の人気商品で有る『牛肉』は、その和牛全国品評会で、連年『日本一』を頂いて居ると云うし、豚肉、鶏肉は識らないが、『焼酎』も、もう十年来、『生産量・日本一』の栄冠を頂いて居るらしいし・・・!

 

 中でも、

『焼酎・霧島・・・』

は、全国津々浦々で、今や

『買えないところは無い・・・!』

と云うほど売れて居るらしいしな・・・?!

 

 ジジイの知人でも、その昔、案外なプレミアムが着いたらしい『紅(あか)霧島』と云うブランドを、

『オイ・・・、紅霧を送ってくれ・・・!』

と強請って来たヤツも居たしなあ・・・(笑)

 

 否・・・、ジジイが謳いたいのは、そんな産品自慢では無く、この全国有数の『余得財源』を得て居るこの自治体が、その財力に飽かせて打った

『移住促進事業・・・』

が、何やら今、面白い現象を生んで居るのだそうで・・・?!

 

 何しろ・・・、全国の人口減少自治体(=ほぼ全部)が、

『人口増対策・・・』

をに悩む中で、この都城市は、一時は、

『移住一世帯当たり、最高500万円の助成・・・!』

などと云う破格を謳ったから、この事業で此処へ越して来た移住者は、2022年度が『435人』だったのが、

『2023年度は3,710人・・・』

と云う爆発的な数字を記録し、今や、日本の地方自治体の中で、
『人口増加自治体・・・』
と云う稀有な自治体に数えられ、ココでも、人口減少に歯止めが掛からない全国の多くの自治体の垂涎を集める、
『首都・東京のような都会現象・・・』
を起こして居る訳だが、結果起きたのが、

『保育園の不足・・・!』

と云う、その昔、東京都や横浜市などの人口集中自治体が悩まされた問題・・・(笑)

 

 けふ(今日)のNHK-Newsでは、現下の『待機幼児』が『約180人ほど』と云う

『ウレシイ悲鳴・・・』

を上げて居られるらしいから、世の中、オモシロイ・・・!

 

 

 だが・・・、もっとオモシロイのが、こうした中で、

『移住助成金目当てで移住したが、何時の間にか、また移住・・・!』

と云う

『不届き移住者・・・』

の数も少なく無いらしく、行政当局は、これを表(=市民)に出したく無くて怖々の態だとかも・・・(笑)

 

 当初、その額の気前快さから全国Newsにも為った『一世帯、最高500万円』は、さすがに市民の不興を託ち、2年ほどで『300万円ほど』に落して居ると云うが、その代わりに、保育児保育料&医療費の無償化や住宅&就業斡旋等々、他の面での優遇策を謳って居るから、相変わらず

『子育て移住・・・』

は多いと聴くが、これをスンナリ喜んで善いのかどうなのか・・・?!

 

 と云うのも・・・、この『子育て移住者』の方々は、その恩恵の対象から外れると、また自分たちの都合の善い処へお引越し為さって居るらしいから・・・?!

 

 元々、古くからの『定住市民』からは、メディアが煽る『全国一位』を聴き、当然、

『ふるさと納税の恩恵は、どこへ行って居るのか・・・?!』

と云う声が多く挙がって居るらしく、その不満が、4期目を努める現職市長への

『市長は、何を遣って居るんだ・・・?!』

と云う声として聴こえ出しても居るのも確か・・・!

 

 と同時に・・・、この『ふるさと納税制度』と云う節税政策のお陰で、自主財源の『所得税&住民税』が大きく落ち込んで悩んで居る都市部の自治体などからは、我が都城市の優等生自治体などは、然ながら

『吸血自治体・・・!』

と呼ばれそうな・・・(笑)

 

 何れ・・・、そうした垂涎自治体からの不満に善処しなければ為らなく為るお上(=政府)が、ややこしいハードルを幅(はば)ける前に、稼げるだけ稼いで措かなければいけませんな、市長殿・・・(笑)

 

 などと・・・、毎度の愚にも着かない駄文にお付き合い頂いて居りましたら、申し訳有りません・・・(謝&拝)