上高地からまた奥飛騨の宿、「穂高荘、山がの湯」に帰って来ました。こちらの宿は値段もお手軽で、お風呂もお食事もまずまずの宿でした。

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朝、早起きをして露天風呂を独り占めです。退社3日目、色んな事が頭をよぎります。しかしこの時は、開放感と奥さんへの感謝でいっぱいでした。ボーっと、ゆったりと。
朝になっても小雨は降り続いておりましたが、どうやらやみそうです。

9:30頃に宿を出て、次の目的地は世界遺産白川郷です。白川郷へは高速を使い約2時間程で到着です。白川郷は岐阜県の北部に当たります。こちらの高速は空いていて良いですね。
渋滞ストレスはなしです。
白川郷の集落入り口に着きますと、雨はやみ青空が広がってきました。
初の白川郷です。入り口付近で
「こっちこっち」と呼び込みらしく手を降っている男性がいたので、訳もわからず先ずは停めてみました。
その男性曰く
「ここに停めてお昼ご飯をうちで食べてもらえれば良いので停めませんか?」
横には大きめの古民家風のお蕎麦やさんがありました。そう言うことならとそこに停めさせてもらい、集落の説明やここを見た方が良い、なんて事も教えてもらいました。そして案内所で地図を貰って、いよいよです。

集落へはかなり高く長めの橋を渡って入ります。奥さんは怖がっていました。
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橋を渡るとすぐ世界遺産白川郷のです。合掌造りの家々がそれぞれにお店をやっていて、皆さんそこで暮らしておられます。
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上高地よりは少し多い40%くらいが、やはり外国人観光客です。中国、韓国、ロシア、スペイン、アメリカ、ブラジルと様々な国から来ておられるみたいです。

案内所で貰った地図を見ながらウロウロ。合掌造りのお寺、妙善寺は珍しかったですね。重要文化財の様です。
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小一時間もあれば充分かと思っておりましたが、ゆっくり見るには2時間はかかると思った方が良さそうです。
 
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集落の中には引き込んである用水路があちらこちらにあり、それはそれは綺麗な水が流れています。そしてそこでは鱒が放し飼いにされていたりしてます。

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集落は、各お家が皆さん生活をなさっておられ、「この合掌造りの葺き替えに何千万とかかる」と言う話を聞いておりましたので、葺き替えの最中のお宅などを見た時はなにやら複雑な気持ちがしました。
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最後に大きな建物の和田家が拝観出来ると言うので、中を見させていただきました。
そのお宅はとても大きく、入るとすぐに囲炉裏のある黒褐色となった板の間がありました。広さは20畳くらいですか。張り柱がしっかりしていて重厚な面持ちです。そして8畳ほどの座敷とそれを取り囲む板廊下。止まっていた、柱に掛かっていた黒い大きな振り子時計がとても印象的でした。
入って右側奥に引き戸があり、そこを入ると障子越しに実際に暮らされている住居になっていて、やはり大変さが少し垣間見えます。
その横には屋根裏部屋に行くような急な階段が20段ほどあり、そこを登ると昔養蚕を行い、絹糸を作っていた作業場であった広大なスペースが広がっていました。
建物の堅牢な骨組みが縄でしっかりと組まれている様は、実際には初めて見るものでありました。
 おそらく、何百年と受け継がれた素晴らしい技術なのだと深い感銘を受けました。
また、使い込まれた床や柱の木が、窓から入る陽に反射して優しい輝きを放っていました。その輝きは、数百年まえから変わらない、歴史の光の様に見えました。
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帰りがけに約束通り少し高めのお蕎麦を頂いて、次の目的地、宇奈月温泉へ向かいました。
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宇奈月に着いた頃にはまた雨となっていました。