さらりと砂のように落ちていく何か
塞き止めるすべもない

その存在すらも気づかずに
僕らは日々暮らす

そこに大切なものは無かったのか
失った僕らにはわからない

大丈夫だと声をかける者もない
不安をぬぐう者も無い

それでも僕らは進み続ける
空っぽになる前に

それでも僕らは歩き続ける
振り向いたって元には戻れないから
僕は嘘をつく
優しい嘘をつく

傷つけないために
救うために

けれど
嘘は嘘だから

騙されたと非難する君に
返す言葉は無い
どうして僕を好きになるの
どうして僕に優しくするの


どうして僕を好きになってくれないの
どうして僕に優しくしてくれないの


どうして、


答えの出ない質問ばかり
それでも僕は問い続ける


どうして?